大坂なおみはキーズから初勝利ならず、3回戦で敗退 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第21シードの大坂なおみ(日清食品)は第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 6-7(7)で敗れた。試合時間は1時間23分。

 全仏に3年連続出場となった大坂は、初出場だった2016年に3回戦まで進出。昨年は1回戦で、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)に3-6 5-7で敗れていた。

 シード選手として初のグランドスラム大会に臨む大坂は、1回戦で19歳のソフィア・ケネン(アメリカ)を6-2 7-5で、2回戦ではザリナ・ディアス(カザフスタン)を6-4 7-5で破って勝ち上がっていた。

 この結果でキーズは、大坂との対戦成績を3勝0敗とした。初対戦だった2016年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の3回戦は7-5 4-6 7-6(3)で、昨年3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の3回戦では6-1 6-4で、いずれもキーズが勝っていた。

 キーズは4回戦で、第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第31シードのミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)の勝者と対戦する。

 20歳の大坂は、3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝。決勝までの過程で、世界ランク1位経験者のマリア・シャラポワ(ロシア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)を倒し、翌週のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)では1回戦でグランドスラム23勝のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)から金星を挙げていた。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
PARIS, FRANCE - JUNE 01: Naomi Osaka of Japan plays a backhand during her ladies singles third round match against Madison Keys of The United States during day six of the 2018 French Open at Roland Garros on June 1, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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