錦織がジャンビエから2セット連取で初戦突破に王手 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第19シードの錦織圭(日清食品)がワイルドカード(主催者推薦枠)のマキシム・ジャンビエ(フランス)と対戦。第1セットを7-6(0)で先取した錦織が第2セットも6-4で奪い、初戦突破に王手をかけた。

 両者は今回が初対戦。グランドスラム初出場となる21歳のジャンビエは、世界ランクは昨年8月にマークした228位が最高位で、2016年10月にカサブランカ(ATP4.25万ユーロ/クレーコート)での優勝がキャリア最高成績となっている。

 全仏に6年連続8度目の出場となる錦織は、2014年と17年のベスト8がこれまでの最高成績。昨年は準々決勝で、アンディ・マレー(イギリス)に6-2 1-6 6-7(0) 1-6で敗れている。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。今大会は、復帰後初のグランドスラム大会となる。

※写真は錦織圭(日清食品)
PARIS, FRANCE - MAY 27: Kei Nishikori of Japan plays a backhand volley against Maxime Janvier of France in their first round mens singles match on day one of the French Open at Roland Garros on May 27, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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