20歳の綿貫陽介がチャレンジャー大会で初のベスト4 [釜山チャレンジャー]

 ATPツアー下部大会の「坪山オープン」(韓国・釜山/5月14~20日/賞金総額15万ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、20歳の綿貫陽介(日清食品)は第3シードのバセック・ポスピショル(カナダ)に3-6 6-3 6-4で敗れ、決勝進出はならなかった。試合時間は2時間5分。

 予選2試合を勝ち抜き本戦入りした綿貫は、1回戦で第5シードのルー・イェンシュン(台湾)を6-1 6-2で、2回戦でジョン パトリック・スミス(オーストラリア)を7-6(11) 6-4で、準々決勝ではジャン・ザ(中国)を4-6 6-4 6-1で破って4強入りを決めていた。

 チャレンジャー大会での綿貫は、3度のベスト8がこれまでの最高成績だった。

 そのほかの日本勢は、添田豪(GODAI)、伊藤竜馬(北日本物産)、西岡良仁(ミキハウス)、高橋悠介(三菱電機)、守屋宏紀(北日本物産)、内田海智(富士薬品)がシングルスに出場。第7シードの添田、伊藤、内田が2回戦で、西岡、高橋、守屋は1回戦で敗れ、上位進出はならなかった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト、Ret.は途中棄権

日本人選手の結果

シングルス準決勝

●26綿貫陽介(日清食品)[Q] 3-6 6-3 6-4 ○24バセック・ポスピショル(カナダ)[3]

シングルス準々決勝

○26綿貫陽介(日清食品)[Q] 4-6 6-4 6-1 ●29ジャン・ザ(中国)

シングルス2回戦

●17添田豪(GODAI)[7] 4-6 4-6 ○20マルコス・ギロン(アメリカ)

●3伊藤竜馬(北日本物産)6-4 6-7(1) 0-1 Ret. ○1マシュー・エブデン(オーストラリア)[1]

●13内田海智(富士薬品)6-7(4) 3-6 ○16マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)[6]

○26綿貫陽介(日清食品)[Q] 7-6(11) 6-4 ●28ジョン パトリック・スミス(オーストラリア)

シングルス1回戦

○17添田豪(GODAI)[7] 6-3 6-3 ●18ルビン・ステイサム(ニュージーランド)[Q]

○3伊藤竜馬(北日本物産)2-6 7-6(9) 6-4 ●4内山靖崇(北日本物産)

●31西岡良仁(ミキハウス)[SE] 6-3 6-7(6) 0-3 Ret. ○32ユキ・バンブリ(インド)[2]

●11高橋悠介(三菱電機)2-6 1-6 ○12イ・ダクヒ(韓国)

●7守屋宏紀(北日本物産)1-6 1-6 ○8ジャン・ジェイソン(台湾)[8]

○13内田海智(富士薬品)6-1 6-4 ●14オ・チャンヨン(韓国)[WC]

○26綿貫陽介(日清食品)[Q] 6-1 6-2 ●25ルー・イェンシュン(台湾)[5]

ダブルス1回戦

●6松井俊英/ルビン・ステイサム(ASIA PARTNERSHIP FUND/ニュージーランド)1-6 2-6 ○5サンチャイ・ラティワタナ/ソンチャット・ラティワタナ(タイ)[3]

●7高橋悠介/内田海智(三菱電機/富士薬品)3-6 6-3 [8-10] ○8ルベン・ゴンサレス/ブレイデン・シュナー(フィリピン/カナダ)

※写真は昨年の楽天ジャパンオープンでの綿貫陽介(日清食品)
撮影◎井出秀人/テニスマガジン

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