錦織は2回戦進出も右手首の不安を口にする [ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]

 モナコ・モンテカルロで開催されている「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/4月15~22日/賞金総額523万8735ドル/クレーコート)のシングルス1回戦。

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 錦織圭(日清食品)は第12シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を 4-6 6-2 6-1で倒し、2回戦に進出した。彼はベルディヒのサービスゲームを6度ブレークし、自分のサービスゲームは2度落とした。

 右手首の腱の損傷からごく最近復帰した錦織は、コートに戻るのにかなりの時間を必要とした。彼は故障のため、USオープンとオーストラリアン・オープン出場を断念している。

 2月のニューヨーク・オープンでツアー復帰した現在36位の錦織は、対ベルディヒの試合中に、手首にちょっとした痛みを感じたと言った。

 錦織は2回戦で、ダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦する。メドベデフは1回戦で、マートン・フクソービッチ(ハンガリー)を6-7(4) 6-2 7-5で下しての勝ち上がり。

 第9シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も1回戦を戦い、同胞のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-0 6-1で下した。彼もまた、右肘の故障からの復帰の道を歩んでいるが、この試合のあと、もはや煩わされていないと言った。

 そのほか、第11シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第15シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)らが1回戦を勝ち上がった。

 昨年の準優勝者であるラモス ビノラスは、ジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)を6-3 6-3で倒した。ドナルドソンは判定について主審に大声で抗議し、言い争い続けようとする中、主審に荒々しく詰め寄ったために、結局、コードバイオレーション(警告)を受けることになった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は錦織圭(日清食品)
MONTE-CARLO, MONACO - APRIL 16: Kei Nishikori of Japan in action in his singles match against Tomas Berdych of Czech Republic during day two of ATP Masters Series: Monte Carlo Rolex Masters at Monte-Carlo Sporting Club on April 16, 2018 in Monte-Carlo, Monaco. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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