ITF（国際テニス連盟）の女子2.5万ドル大会「ACT クレーコート国際 #2」（オーストラリア・キャンベラ／3月26日～4月1日／クレーコート）のシングルス準決勝で、第2シードの穂積絵莉（橋本総業ホールディングス）は第7シードのエレン・ペレス（オーストラリア）に6-7(3) 5-7で敗れ、決勝進出はならなかった。試合時間は1時間58分。

　今大会での穂積は、1回戦でカリン・ケネル（スイス）を7-5 6-4で、2回戦でキンバリー・ビレル（オーストラリア）を6-4 2-6 6-2で、準々決勝では第5シードのケイティ・ダン（イギリス）を6-1 6-0で破って4強入りを決めていた。

　そのほかの日本勢は、華谷和生（Ravie Court）、上田らむ（ノア・インドアステージ）、二宮真琴（橋本総業ホールディングス）、小関みちか（フリー）がシングルス本戦に出場。華谷と予選勝者の小関が2回戦で、上田と予選勝者の二宮は1回戦で敗れ、上位進出はならなかった。

　ダブルスでは、小関がピア・ケーニヒ（オーストリア）とのペアで第4シードから決勝に勝ち進み、Irina FETECAU（ルーマニア）／ケイラ・マクフィー（オーストラリア）に1-6 6-4 [5-10]で敗れた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

日本人選手の結果

シングルス準決勝

●32穂積絵莉（橋本総業ホールディングス）[2] 6-7(3) 5-7 ○17エレン・ペレス（オーストラリア）[7]

シングルス準々決勝

○32穂積絵莉（橋本総業ホールディングス）[2] 6-1 6-0 ●25ケイティ・ダン（イギリス）[5]

シングルス2回戦

○32穂積絵莉（橋本総業ホールディングス）[2] 6-4 2-6 6-2 ●29キンバリー・ビレル（オーストラリア）

●22華谷和生（Ravie Court）4-6 6-3 3-6 ○24ルー・ジアジン（中国）[3]

●27小関みちか（フリー）[Q] 3-6 0-6 ○25ケイティ・ダン（イギリス）[5]

シングルス1回戦

○32穂積絵莉（橋本総業ホールディングス）[2] 7-5 6-4 ●31カリン・ケネル（スイス）

○22華谷和生（Ravie Court）6-3 7-6(3) ●21アビー・マイヤーズ（オーストラリア）[Q]

●18上田らむ（ノア・インドアステージ）6-3 1-6 3-6 ○17エレン・ペレス（オーストラリア）[7]

●30二宮真琴（橋本総業ホールディングス）[Q] 6-7(4) 6-4 1-6 ○29キンバリー・ビレル（オーストラリア）

○27小関みちか（フリー）[Q] 6-4 6-1 ●28ラモナ・マタルガ（オーストラリア）[Q]

ダブルス決勝

●12ピア・ケーニヒ／小関みちか（オーストリア／フリー）[4] 1-6 6-4 [5-10] ○7Irina FETECAU／ケイラ・マクフィー（ルーマニア／オーストラリア）

ダブルス準決勝

○12ピア・ケーニヒ／小関みちか（オーストリア／フリー）[4] 6-3 2-6 [10-7] ●14ネイクザ・ベインズ／アビー・マイヤーズ（オーストラリア）

●4華谷和生／マーサ・ヨバノビッチ（Ravie Court／オーストラリア）6-7(4) 0-6 ○7Irina FETECAU／ケイラ・マクフィー（ルーマニア／オーストラリア）

ダブルス準々決勝

○12ピア・ケーニヒ／小関みちか（オーストリア／フリー）[4] 6-4 4-6 [10-6] ●9アナスタシア・ベレゾフ／アナリー・ポーロス（オーストラリア）

○4華谷和生／マーサ・ヨバノビッチ（Ravie Court／オーストラリア）2-1 Ret. ●1キンバリー・ビレル／ケイティ・ダン（オーストラリア／イギリス）[1]

ダブルス1回戦

○12ピア・ケーニヒ／小関みちか（オーストリア／フリー）[4] 6-3 6-2 ●11オレクサンドラ・カラチョバ／ヘレナ・スパイリディス（ニュージーランド／オーストラリア）

●3上田らむ／アレクサンドラ・ウォルターズ（ノア・インドアステージ／オーストラリア）1-6 6-2 [10-4] ○4華谷和生／マーサ・ヨバノビッチ（Ravie Court／オーストラリア）

※写真は昨年のジャパンウイメンズオープンでの穂積絵莉（橋本総業ホールディングス）
撮影◎井出秀人／テニスマガジン