専門誌「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニスなるほどレッスン 丸ごと一冊サービス」を発行(2007年6月)。大好評を得て2009年6月に書籍「テニス丸ごと一冊サービス」、同年8月に同書を映像化したDVD「テニス丸ごとサービス」を発売した。現在までに書籍は15刷と、長年テニスプレーヤーのサービス・バイブルとして愛されてきたが、このたび15年の時を経て、著者が蓄積してきた指導経験を生かすとともに、現在のサービス技術を踏まえた内容にアップデートした。
サービスの基本は「ナチュラルスピンサービス」であり、この打法を追求する指導は変わらないが、動作をよりスムーズに始めるためのトリガーを「構え」に加えた。また、パワーを生み出すための「下半身」の解説、多くのプレーヤーが勘違いしていると考えられる「腕の通り道」「インパクト」を加筆。最後の章には、ナチュラルスピンサービスをマスターするための「サービスドリル50」を掲載した。
総ページ数は前書の240ページに64ページを加えた304ページとなり、一部の動きについては、わかりやすくなるようにナチュラルスピンサービスをはじめとする動画(QRコードで読み取り視聴)も掲載。
新刊情報Tennis Magazine extra
テニス丸ごと一冊サービス[増補版](堀内昌一 著)
ひとつの打法〈ナチュラルスピンサービス〉が多くの球種を生み出すテニス丸ごと一冊シリーズは累計7万部超!増補版は「構えがトリガー」「腕の通り道」「下半身の使い方「サービスドリル50」「QRコード(動画)付」を加えて指導内容をアップデート!書籍&電子書籍発売予定本体価格:2000円+税判型体裁:A5判並製頁数:304頁著者プロフィール堀内昌一(ほりうち・しょういち)
亜細亜大学教授/テニス部総監督
1960年2月1日、東京都生まれ。日本体育大学大学院修了。亜細亜大学教授。亜細亜大学テニス部総監督として、関東リーグでは男子5連覇、女子8連覇、全日本大学王座決定試合では男子2回、女子3回優勝へ導く。選手時代は83年ユニバーシアード代表、85、86年ジャパンオープン出場を果たした。また、87〜89年ワールドユース日本代表チーム監督、オレンジボウル、ウインブルドンジュニア遠征監督、99年ユニバーシアード・スペイン大会の日本代表チーム監督を歴任。現在は、学生の育成・強化はもちろんのこと、日本テニス界全体の普及・強化活動にも尽力。日本テニス協会公認マスターコーチとして指導者養成にも携わる。本書発行以来、選手、指導者から、ジュニア、一般プレーヤーまで、サービス指導を求められることが多くなり、年齢・レベルを問わず、「ひとつの打法」の浸透を感じている日々。サービスのレベルアップが日本テニスの力になると信じて、今後も「ナチュラルスピンサービス」を提唱する活動を続けていく。
お知らせ本書はテニマガ・テニス部の部活動テキストとする予定です。
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