大学テニスの日本一を決める団体戦「平成29年度全日本大学対抗テニス王座決定試合(男子71回/女子53回)」(東京・有明テニスの森公園テニスコート/10月10~13日)の競技初日は男女1回戦(各2試合)が行われ、女子は岡山大、鹿屋体育大が2回戦へ進出した。 

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 中国四国地区王者の岡山大と東北地区王者の仙台大の1回戦は3勝2敗で岡山大が勝利をつかんだ。ダブルスは1勝1敗で星を分け合ったが、シングルスで2勝1敗とし、初戦突破を果たした。 

 36年ぶりの王座出場となった仙台大。D2こそ落としたものの、D1柴崎朱里/千代和が7-6(6) 7-6(6)で奪い返し、勝利への執念をたぎらせる。しかし、その激戦の疲労もあったか、S3柴崎は4-6 2-6、S2千代は0-6 2-6のストレートで敗れ、敗戦が決まった。

画像: 仙台大のD1柴崎/千代と佐藤監督

仙台大のD1柴崎/千代と佐藤監督

「選手は一生懸命に戦いきってくれた。今、持てる力は十分に出しきってくれたと思います」と就任3年目の佐藤周平監督。東北リーグ戦はわずか1試合。山形大学を下しての王座出場だった。だからこそ、ここで勝ちたかったが、あと一歩届かなかった。

画像: 2回戦に進んだ岡山大

2回戦に進んだ岡山大

 1勝3敗となったが、S1の1年生エース邊見文香は4-6 6-4 6-1と勝利をつかみ、最後の意地を見せた。その勝利は部員11人全員でつかみとったものだ。「(東北から)新しい流れをつくりたい」と佐藤監督。この悔しさを糧に前へ進んでほしい。

 九州地区王者の鹿屋体育大と北海道地区王者の北翔大との1回戦は5勝0敗で鹿屋体育大が完勝した。北翔大は部員4人で立ち向かったが、その実力差は明らかだった。

 北翔大の菊地菜摘主将が言う。「北海道とはまったくレベルが違う。どうやって戦ってよいか、わからなかった」。北海道リーグでは北海道大医学部、北海道大、旭川医科大をすべて3勝2敗で退けての王座出場。男子とともに練習して腕を磨くが、王座の壁は想像以上に分厚いものだった。

画像: 完敗に終わった北翔大。右端が菊地主将

完敗に終わった北翔大。右端が菊地主将

「負けたけれど、北海道(リーグ)では味わえない経験ができた。私以外の3人は2年生。この経験を活かして頑張ってほしい」と菊地主将が最後に笑顔を見せた。

 岡山大は明日の2回戦で第2シードの筑波大と、鹿屋体育大は第1シードの早稲田大と対戦する。残る2試合は信州大対関西大、大阪教育大対中京大がぶつかる。

(テニスマガジン編集部◎牧野 正)


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