21歳チョン・ヒョンがサングレンとのノーシード対決を制してベスト4進出 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、チョン・ヒョン(韓国)がテニス・サングレン(アメリカ)とのノーシード同士の対戦を6-4 7-6(5) 6-3で制し、ベスト4進出を果たした。試合時間は2時間28分。

 全豪に3年連続出場となる21歳のチョンは、昨年の大会で初勝利を挙げ、2回戦でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に6-1 4-6 4-6 4-6で敗れていた。グランドスラムでは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)での3回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 この結果でチョンは、サングレンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は大会前週のオークランド(ATP250/ハードコート)の1回戦で初対戦したばかりで、そのときはチョンが6-3 5-7 6-3で勝っていた。

 今大会でのチョンは、1回戦をミーシャ・ズベレフ(ドイツ)の第2セット途中棄権で勝ち上がり、2回戦ではダニール・メドベデフ(ロシア)を7-6(4) 6-1 6-1で、3回戦で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を5-7 7-6(3) 3-6 6-3 6-0で、4回戦では全豪で6度の優勝を誇る第14シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(4) 7-5 7-6(3)で下し、グランドスラムで韓国人選手として初の8強入りを決めていた。

 チョンは準決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と第19シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の勝者と対戦する。

 26歳のサングレンは、2回戦で2014年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス)を破り、4回戦では第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を倒す金星を挙げるなどして勝ち上がってき。昨年初めてトップ100入りを果たしたサングレンは今大会が3度目のグランドスラム本戦の舞台で、過去2回はいずれも初戦敗退に終わっていた。

※写真は準々決勝で対戦したチョン・ヒョン(韓国/右)とテニス・サングレン(アメリカ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 24: Tennys Sandgren (L) of the United States congratulates Hyeon Chung of South Korea after Chung won their quarter-final match on day 10 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 24, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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