ハレプがプリスコバをストレートで退け初の4強入り [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-3 6-2で退け、初のベスト4進出を決めた。試合時間は1時間12分。

 全豪に8年連続出場となるハレプは、過去2度(2014年、15年)のベスト8がこれまでの最高成績だった。過去2年はいずれも初戦敗退を喫しており、2016年はジャン・シューアイ(中国)に、昨年はシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)に敗れていた。

 2017年の年間ナンバーワンに輝いたハレプは今季開幕戦の深圳(WTAインターナショナル/ハードコート)で単複2冠を制し、今大会をグランドスラムで初の第1シードとして迎えている。

 この結果でハレプは、プリスコバとのジュニア時代からの対戦成績を7勝1敗とした。昨年は6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝で対戦し、ハレプが6-4 3-6 6-3で勝っていた。

 今大会でのハレプは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のデスタニー・アイアバ(オーストラリア)を7-6(5) 6-1で、2回戦でユージェニー・ブシャール(カナダ)を6-2 6-2で、3回戦でローレン・デービス(アメリカ)を4-6 6-4 15-13で、4回戦では大坂なおみ(日清食品)を6-3 6-2で破って8強入りを決めていた。

 ハレプは準決勝で、2016年覇者で第21シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは準々決勝で、昨年のUSオープン準優勝者で第17シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-2で下しての勝ち上がり。

※写真は第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 24: Simona Halep of Romania plays a forehand in her quarter-final match against Karolina Pliskova of the Czech Republic on day 10 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 24, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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