「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTAプレミア/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19~24日/賞金総額262万3485ユーロ/ハードコート)のシングルス決勝で、第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がノーシードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 6-0で下し、大会連覇を果たした。決勝に至る過程で多くの挽回劇を見せてきたカサキナだったが、今回は巻き返すことができなかった。

 23歳のスビトリーナにとって、これはキャリア11度目のWTAツアー優勝となる。彼女は2017年に、ツアー最高の5勝を挙げ、今年1月にブリスベンでの1タイトルを追加した。世界4位のスビトリーナは、今年の戦績を14勝2敗に向上させた。

 カサキナは2つのマッチポイントを凌いで第7シードのジョハナ・コンタ(イギリス)を破り、第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に対する準決勝では3つのマッチポイントをセーブした上で勝ち上がった。

 しかし70分で終わったこの試合において、スビトリーナはカサキナにとって強すぎた。スビトリーナが第4ゲームに見せたクロスのランニング・バックハンド、第7ゲームでのフォアハンドのダウン・ザ・ラインは、実に目覚ましかった。

「今週を通しての自分のパフォーマンスを、すごくうれしく思うわ」とスビトリーナは言った。

「いいプレーをしなければならないときには、そうできていた。重要なポイントでいいプレーができた。サービスも、リターンもよかったし、多くのボールを返すことができていたわ。もしかすると、驚くほど素晴らしいとは言えないかもしれないけど、かなり堅固だった。それで十分よ」

 スビトリーナは、2003年と2004年のジュスティーヌ・エナン(ベルギー)、2009年と2010年のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に続き、タイトルを防衛した大会史上3人目の選手となった。

「これらの選手たちとともに自分の名を連ねるなんて、素晴らしい感慨だわ」とスビトリーナは言った。「このことは、本当にいいモチベーションになる」。

 スビトリーナは第1セットの第1ゲームで非常に重要なブレークを果たし、第2セットで3度カサキナのサービスゲームをブレーク。3度目のブレークに至ってはラブゲームでやってのけ、5-0とリードして迅速に優位性を誇示して見せた。彼女はそこからサービスゲームをキープし、速やかに試合を終わらせた。

 この試合に先立ち、カサキナは総計545時間をすでにコート上で費やしており、対するスビトリーナは、1回戦をBYEで免除されていたことも手伝って、297時間だった。しかしカサキナは、決勝での輝きのないプレーを疲労のせいにはしたがらなかった。

「そういうことも起きるのよ。仕方ないわ。トッププレーヤーはBYEを得て1回戦をスキップできる。そういうものなのよ」とカサキナは言った。

「厳しかったわ。エリナは、この決勝で当たるにはもっともタフな相手だった」

 敗戦にも関わらず、この大会での進撃のおかげで、月曜日にランキングが更新されたときには、20歳のカサキナが初めてトップ20入りすることが確実となった。

 キャリア2度目の優勝を目指していたカサキナに対し、スビトリーナはこれに先立つ2対戦の双方に勝っていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 24: Elina Svitolina of Ukraine celebrates after defeating Daria Kasatkina of Russia during the Women's Singles Final match day six of the of the WTA Dubai Duty Free Tennis Championship at the Dubai Duty Free Stadium on February 24, 2018 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)

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