「ネイチャーバレー・クラシック」(WTAプレミア/イギリス・バーミンガム/6月18~24日/賞金総額93万6128ドル/グラスコート)のシングルス決勝で、第4シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が1セットダウンから巻き返し、フルセットの戦いの末にマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を倒してタイトルを防衛した。クビトバは7月2日に始まるウインブルドンを前に、印象的な調子のよさを見せ続けている。

 準決勝まで一つもセットを落としていなかったクビトバだが、最終的に4-6 6-1 6-2で勝つ前に、リバリコバによって力を試された。

 2度ウインブルドンで優勝した経験を持つクビトバは、試合後、「(今年)ウインブルドンで優勝できるか? できない理由はないわ」と言った。

「でも、多くのことが起こり得る。故障することだってあり得るし…グランドスラム大会では心構え、心的態度も少し違ってくる。私はこの大会(ウインブルドン)に向け、気持ちを定めていくよう努めるわ」

 これはクビトバにとって、今年5つ目のタイトルだった。これはツアーのほかのどのプレーヤーをも凌ぐ数字だ。もしこの高いレベルをあと3週間キープすれば、彼女にとってすべては可能であるように見える。クビトバは18ヵ月前の2016年12月に、自宅で強盗に襲われて利き手に深刻な故障を負い、キャリア存続にさえ疑問が投げかけられていた。

 しかし第1セットでの緊張が解けたあとのクビトバは、昨年のウインブルドンで準決勝に進出していたリバリコバにとっても、強すぎた。

「最初、私はリラックスしていなかった。ナーバスになりすぎていたわ」とクビトバは言った。

「マグダレナはサービスリターンで、私をプレッシャー下に置いた。反撃するのは難しかったけれど、私はより落ち着くよう努めなければならなかった」

 クビトバはボレーのミスで第1セットを落としたが、第2セットの最初のトライでリバリコバのサービスをブレークすることにより、迅速に奮起。次のゲームでも、適切なタイミングでのアプローチとボレーで、ブレークバックしようとするリバリコバを止めた。

 その数分後、クビトバはより高いギアに入り、その後はもはや止めることは不可能となった。クビトバのアタックの多様さとスピードに相対したリバリコバは、たった一度だけブレークを返すことができたに過ぎなかった。

 すべてが終わるとクビトバはラケットを落とし、リバリコバを抱擁。それから観客たちにサポートのお礼を言った。

「素晴らしい気持ちだわ」とクビトバは言った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は試合後のペトラ・クビトバ(チェコ/右)とマグダレナ・リバリコバ(スロバキア/左)
24th June 2018, Edgbaston Priory Club, Birmingham, England; Nature Valley Classic Tennis, singles final; Petra Kvitova (CZE) smiles and chats after winning her match against Magdalena Rybarikova (SVK) (photo by Steve Feeney/Action Plus via Getty Images)

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