カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(ATPマスターズ1000/8月6~12日/賞金総額593万9970ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-4で倒し、力強いスタートを切った。

 ここ数シーズンにわたり数々の故障にさいなまれたためにーー先月のウインブルドンでの大腿四頭筋の肉離れを含めーー世界3位から30位に転落したラオニッチは、そのパワフルなサービスを活用して実りを引き出し、13本のサービスエースをたたき込みつつ、自らのサービスゲームは100%キープした。

「もっといいサービスを打つことはできると思う。今日特にサービスがよかったとは思わない」とラオニッチは試合後に言った。

「だから明日はいくつかの部分を向上させるため、時間をとるつもりだ。でも全体的に言えば、いいパフォーマンスだった。メンタル的には試合を通し正しい心理状態だったし、しっかり自分をコントロールしていた」

 彼は次のラウンドで、フランシス・ティアフォー(アメリカ)とマルコ・チェッキナート(イタリア)の勝者と対戦する。

 雨によってプレーが3時間中断されたこの日、予選を勝ち上がったダニール・メドベデフ(ロシア)は第13シードのジャック・ソック(アメリカ)を6-3 3-6 6-3で下した。

 ダブルスでは、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)/ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がフェリックス ・オジェ アリアシム/デニス・シャポバロフ(ともにカナダ)を6-3 6-2で退けた。

 19歳のシャポバロフと17歳のオジェ アリアシムは勢いよく試合を始めたが、その後、まもなくジョコビッチとアンダーソンが試合の舵をつかんだ。

 若手たちはアンダーソンのサービスをブレークして2-0とリードし、満席のグランドスタンドの観客たちを大喜びさせた。しかし、ウインブルドン決勝進出者チームーー同日の早い時間にジョコビッチがツイッターでの投票により『ジョカーソン』とニックネームをつけたペアだーーはブレークバックして2-2と追いつき、再度のブレークで5-3とした。アンダーソンとジョコビッチは5ゲームを連続で取り、2ブレークを果たしてそのまま第2セットも押しきった。

「僕らのテニスは健在だった。僕らはまったく威圧されたりなどしていなかった」とシャポバロフは言った。

「彼らのような選手とプレーするチャンスを得る、ということ自体が、すでにいいことだ」と今週後半に18歳の誕生日を迎えるオジェ アリアシムは言った。

 そのほかのシングルスの試合では、予選勝者のブラッドリー・クラン(アメリカ)がダビド・フェレール(スペイン)を7-6(5) 6-4で下し、同じく予選勝者のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)は日本の杉田祐一(三菱電機)を6-2 6-3で破った。ピエール ユーグ・エルベール(フランス)はアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)に4-6 6-3 6-4で競り勝った。

 ボルナ・チョリッチ(クロアチア)は、センターコートでバセク・ポスピショル(カナダ)に6-4 6-3でストレート勝ち。ブノワ・ペール(フランス)はジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)を6-3 6-4で退けた。

 また、ワイルドカード(主催者推薦枠)で本戦入りした30歳のピーター・ポランスキー(カナダ)は、マシュー・エブデン(オーストラリア)を7-6(3) 6-4で倒した。彼は2回戦で、ジョコビッチ対チョン・ヒョン(韓国)の勝者と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
TORONTO, ON - AUGUST 06: Milos Raonic of Canada plays a shot against David Goffin of Belgium during a 1st round match on Day 1 of the Rogers Cup at Aviva Centre on August 6, 2018 in Toronto, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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