「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ/本戦10月1~7日/賞金総額192万8580ドル/室内ハードコート)のシングルス1回戦。前週に深圳オープン(ATP250)でツアー初優勝を果たした西岡良仁(ミキハウス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で本戦入り。1回戦はニック・キリオス(オーストラリア)との同世代対決となったが、試合は5-7 6-7(3)と初戦負けに終わった。

 凱旋試合を勝利で飾りたい西岡だが、同じ23歳のキリオスに接戦の末に敗戦。サービスゲームのポイント間が極端に短く、大事な場面でもダブルファーストを打ち込む相手に最後までリズムがつかめなかった。ただ、本人は「負けはしたが、感覚的にはよかった」と一定の手応えを口にする。

 計20本のサービスエースを奪われたが、それは試合前から承知の上。プレーのアップダウンが激しい相手なだけに「自分のサービスゲームに集中しようと思っていた」と西岡。第2セットは自身のサービスゲームをすべて守り、2度のセットポイントをつかむなど思い描く展開に持ち込んだが、キリオスのビッグサービスに最後は押し切られる形となった。

画像: 「ああ見えて負けず嫌い。締めるとこは締める」と西岡はキリオス(写真)のプレーを評した

「ああ見えて負けず嫌い。締めるとこは締める」と西岡はキリオス(写真)のプレーを評した

 深圳オープンで予選から7試合のタフな戦いが続き、さすがに疲労の色も隠せない。「疲労が溜まり、動きや反応も遅くなってしまった」と今日の試合を反省するも、前週で250ポイントを獲得。来年のオーストラリアン・オープンも本戦ストレートインが濃厚となり、「試合も無理して出る必要がなくなった」とスケジュールの調整を示唆。今後は2週間ほど国内でのトレーニングと休養期間をつくり、22日からオーストラリアで行われるチャレンジャー大会やノアチャレンジャーに照準を合わせていく。

 西岡はアリーナ2の第4試合でダブルスにも出場。今年、プロ転向を果たしたばかりの同期・上杉海斗(江崎グリコ)とともに内山靖崇(北日本物産)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)と対戦した。

 試合は内山/ソールズベリー組が第1セットを2度のブレークで制し、続くセットはタイブレークに突入。ポイントを終始リードして7-5で勝利。前回王者の内山と前週の深圳オープンで優勝したソールズベリーが快勝した。

 内山とソールズベリーは初コンビ。共通のダブルスパートナーであるマクラクラン勉(日本)の推薦でペアが結成された。「初めて組んで手探りだったが、試合はいい内容だった」と内山。一方、対戦した西岡と上杉は仲のいい友達。「難しいところもあったが、お互いにいいプレーがあったと思う」と試合を振り返った。

(編集部◎中野恵太)

写真◎菅原淳

※トップ写真は、1回戦でニック・キリオス(オーストラリア)と対戦した西岡良仁(ミキハウス)

This article is a sponsored article by
''.