「スイス室内」(ATP500/スイス・バーゼル/10月22~28日/賞金総額244万2740ユーロ/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第7シードのダニール・メドベデフ(ロシア)を6-1 6-4で下し、14度目の決勝に駒を進めた。

 この故郷の大会での9度目、総じてキャリア99回目のタイトルを目指しているフェデラーは、日曜日の決勝で世界ランク93位のマリウス・コピル(ルーマニア)と対戦する。

 世界20位のメドベデフを圧倒したフェデラーは、第2セット5-1からの相手のサービスゲームで最初のマッチポイントを手にしていた。しかしそこを凌がれたあと、彼は次の自分のサービスゲームをラブゲームで落としてしまう。フェデラーは次に相手のサービスゲームでもう一度マッチポイントを握ったが、バックハンドをネットにかけて決めることができなかった。

 しかし彼は、4度目のチャンスで勝利をものにした。最後はメドベデフがベースラインからのショットをネットにかけ、万事休すとなった。

 フェデラーは、メドベデフに対するこれ以前の唯一の対戦だった2週間前の上海での3セットマッチと比べれば、今回はスムーズに勝ち上がりを決めた。

 一方、予選から快進撃を続けているコピルは、先に行われた準決勝で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3 6-7(6) 6-4で破る番狂わせを演じ、フェデラー対ズベレフの決勝という人々の期待を覆していた。

 この結果でコピルは、ATPツアーでキャリア初のタイトルを目指すことになった。バーゼルに到着した時点で、キャリアを通して1度もトップ10選手に勝ったことがなかったコピルだが、今週は2回戦で世界6位のマリン・チリッチ(クロアチア)を、そしてこの日は5位のズベレフを倒し、破ったトップ10選手の数を一気に「2」に伸ばした。

 コピルはズベレフに対して26本のサービスエースを決め、一度も自分のサービスゲームを落とさなかった。最後はフォアボレーを決めてこの準決勝で2度目となるブレークを果たし、2時間半の戦いの末に勝利をもぎ取った

 彼は先週末、ズベレフの兄でもあるミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を倒した試合を含む予選2試合に勝って、バーゼルの本戦入りを決めていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は上海の大会でのロジャー・フェデラー(スイス)
SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 10: Roger Federer of Switzerland celebrates after defeating Daniil Medvedev of Russia during second round of the 2018 Rolex Shanghai Masters on Day 4 at Qi Zhong Tennis Centre on October 10, 2018 in Shanghai, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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