オーストラリア・ブリスベンで開催されている「ブリスベン国際」(ATP250/12月31日~1月6日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、錦織圭(日清食品)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がともにストレートで勝って準々決勝に駒を進めた。ふたりはそこで、2017年決勝の再現となる戦いを演じることになる。

 第2シードの錦織はデニス・クドラ(アメリカ)を最終的に7-5 6-2で下したこの2回戦で、第11ゲームをラブゲームでブレークして勢いをつかんだ。1回戦をBYEで免除されていた錦織にとって、これはシーズンの初試合だった。

「厳しい試合だった」と錦織は振り返った。

「5-5のあと、彼は少しレベルを落とし、僕のほうは、よりアグレッシブにプレーし、よりリズムをつかんで、よりいいプレーをし始めた。第2セットでは、サービスもよくなった。だから、いい初試合だったと思う」

 2017年の決勝で、初めて錦織を破った第6シードのディミトロフは、地元の人気者であるジョン・ミルマン(オーストラリア)の終盤の挽回に耐えきらなければならなかった。第2セットでの彼は、5-1まであと3ポイントというところにいたが、そこでサービスをブレークされてしまう。これでミルマンが波に乗ったが、ディミトロフは最終的にコントロールを取り戻した。

 ディミトロフは2ブレーク分のリードがあったにも関わらず、少しの間、気持ちを乱されたことを認めたが、「パニックに陥るほど動揺していたわけではなかった」と試合後に話した。

「試合を通し、かなりうまく冷静さを保つことができていた。特に4-4のときに」と彼は言い添えた。

 ディミトロフは錦織に対する準々決勝を、1月14日に始まるオーストラリアン・オープンのための自分の準備状況が、どのくらいの位置にあるかを知るためのバロメーターとして使うつもりだという。

「素晴らしいよ。シーズンはまだ始まったばかりだ。自分のテニスがどの段階にあるか、自分の動きがどんな具合か見るために、このような試合をプレーするというのは、まさに理想的だ」とディミトロフは言った。

「ケイのほうが本命だ。このところ彼は信じられないようなプレーをしており、年を素晴らしい形で終えて、現在自信に満ちていることだろう。ボールを見事に打ち抜き、のびのびとプレーしている」

 しかし彼はまた、こう言い添えることも忘れなかった。

「でも、僕にもチャンスはある。僕らはかなりの回数ぶつかり合ってきた。僕はただ、自分の側のことをうまくコントロールするよう努めるだけだ」

 前年度覇者で第8シードのニック・キリオス(オーストラリア)は、先週に足をクモに刺されたせいで思うような準備ができなかったと明かした翌日に、ジェレミー・シャルディ(フランス)に7-6(5) 2-6 3-6で敗れた。

 シャルディは次のラウンドで、予選から勝ち上がってきた内山靖崇(北日本物産) と対戦する。内山は、第3シードのカイル・エドマンド(イギリス)を7-6(6) 6-4で下す番狂わせに成功した。

 また、第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)はミオミル・キツマノビッチ(セルビア)に6-3 7-6(2)で勝ってベスト8に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は錦織圭(日清食品)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 02: Kei Nishikoro of Japan celebrates a point in his match against Denis Kudla of the United States during day four of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 02, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)

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