オーストラリア・ブリスベンで開催されている「ブリスベン国際」(WTAプレミア/12月31日~1月6日/賞金総額100万ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝。

 第2シードの大坂なおみ(日清食品)はコートサイドでのコーチのアドバイスに非常に明確なやり方で応え、第8シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)に3-6 6-0 6-4で勝つ過程で、第2セットではわずか5ポイントしか落とさなかった。

 USオープン・チャンピオンの大坂は、第1セットは目に見えてプレッシャー下に置かれていた。彼女は同セットで15本のアンフォーストエラーをおかし、2度自分のサービスをブレークしたセバストワより、ウィナー数で劣っていた。

 セバストワがベースラインからのドロップショットで第1セットをつかんだあと、がっかりした様子の大坂は、エンドチェンジのためコートサイドの椅子に向かった。

 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の元ヒッティング・パートナーだった大坂のコーチを務めるサーシャ・バインが、活発なコートサイドでの話し合いの間に彼女に何を言ったにしろ、そのアドバイスは効力を発揮した。

 第2、第3セットの大坂は11本のウィナーを決め、相手には4本しかウィナーを許さず、手にした4度のブレークチャンスのすべてをものにして、自分のテニスにずっと自信を持っているように見えた。

 試合後の大坂は、バインが何を言ったかについて、オンコートインタビューでは詳細に触れなかったが、それが彼女の集中力を研ぎ澄ましたのだと明かした。

「ただ、冷静さを保とうとしていたの。自分に、『彼女は世界最高峰の選手のひとり。ただ踏ん張り続けなければならず、そうしているうちに、うまくすればチャンスがくるかもしれない』と言い聞かせるよう努めていた」と大坂は言った。

「私はその通りのことをし、ただその勢いに乗って進もうと努め続けたの」

 21歳の大坂は準決勝で、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。ツレンコは、アネット・コンタベイト(エストニア)を7-5 6-3で下して勝ち上がった。大坂は今、来週に世界3位までランキングを上げる可能性を擁している。これは日本人プレーヤーとして最高のものだ。

 彼女は今、ここ5大会のうち4大会で、準決勝かそれ以上に勝ち進んだことになる。これは、USオープン決勝におけるーーセレナに対する“思い出深き勝利”ーーでクライマックスを迎えた、彼女の初のグランドスラム・タイトルへの進撃をもって始まった一連の好成績だった。

 これにより、1月14日から始まるオーストラリアン・オープンに向けて、彼女の自信は大きく膨らんでいる。

「私は今、自分の力に大きな自信を感じている。やってきたオフシーズンのトレーニングが、本当にいい成果をあげていると感じているの」と彼女は言った。

「6ヵ月前に同じフィーリングを持っていたかはわからない。6ヵ月前には、私はUSオープンに優勝していなかった」(C)AP(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 03: Naomi Osaka of Japan plays a backhand in her match against Anastasija Sevastova of Latvia during day five of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 03, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

This article is a sponsored article by
''.