クビトバが快進撃のコリンズを退け、3度目のグランドスラム制覇に王手 [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がノーシードから勝ち上がってきたダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-6(2) 6-0で下し、初の決勝進出を果たした。試合時間は1時間34分。

 グランドスラムでクビトバが決勝に勝ち進んだのは、2回目の優勝を果たした2014年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で通算3度目となる。

 全豪に2年連続10回目の出場となる28歳のクビトバは、2012年の準決勝進出がこれまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)に3-6 6-4 8-10で敗れていた。

 この結果でクビトバは、コリンズとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は今季開幕戦のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、クビトバが6-7(6) 7-6(6) 6-3で勝っていた。

 昨年は予選決勝で敗れていた25歳のコリンズは、過去5回のグランドスラム本戦では未勝利だった。バージニア大学出身のコリンズは、2012年と14年にNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のタイトルを獲得していた。

 今大会でのクビトバは、1回戦でマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)を6-3 6-4で、2回戦でイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-1 6-3で、3回戦でべリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-1 6-4で、4回戦で17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-2 6-1で、準々決勝では第15シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)を6-1 6-4で破って4強入りを決めていた。

 クビトバは決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)と第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

※写真はペトラ・クビトバ(チェコ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 24: Petra Kvitova of the Czech Republic celebrates match point in her Women's Semi Final match against Danielle Collins of the United States during day 11 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 24, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles