バーティがキーズを下し、グランドスラムで初の4強入り [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-3 7-5で退け、グランドスラムで初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間9分。

 全仏に3年連続6度目の出場となる23歳のバーティは、過去2度の2回戦進出(2013年、18年)がこれまでの最高成績だった。昨年は2回戦で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に6-3 3-6 4-6で敗れていた。今シーズンは3月に、マイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得している。

 この結果でバーティは、キーズとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。ロラン・ギャロスでは2017年の1回戦で対戦し、キーズが6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのバーティは、1回戦でジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-3で、2回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-5 6-1で、3回戦でアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-3 6-1で、4回戦では20歳のソフィア・ケネン(アメリカ)を6-3 3-6 6-0で破って8強入りを決めていた。

 バーティは準決勝で、17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは準々決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-2 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
PARIS, FRANCE - JUNE 02: Petra Martic of Croatia celebrates victory during her ladies singles fourth round match against Kaia Kanepi of Estonia during Day eight of the 2019 French Open at Roland Garros on June 02, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

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