大坂なおみが予選勝者マリアの途中棄権で3試合ぶりの勝利を挙げる [ロジャーズ・カップ]

WTAツアー公式戦の「ロジャーズ・カップ」(WTAプレミア5/カナダ・トロント/8月5~11日/賞金総額283万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードの大坂なおみ(日清食品)が予選勝者のタチアナ・マリア(ドイツ)の途中棄権で3試合ぶりの勝ち星を挙げた。

 第1セットを大坂が6-2で先取したあと、マリアがリタイアした。試合時間は36分。

 今大会に4年連続出場となる大坂は、初めて予選を突破した2017年の3回戦進出がこれまでの最高成績。昨年は1回戦で、カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)に6-7(2) 2-6で敗れていた。

ロジャーズ・カップ2019|PHOTOアルバム

 この結果で大坂は、マリアとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。両者は2016年にツアーの予選で2度対戦し、1月のホバート(WTAインターナショナル/ハードコート)は大坂が7-5 6-7(6) 6-3で、10月の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)ではマリアが6-2 6-1で勝っていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 大坂は3回戦で、第15シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と予選から勝ち上がってきたイガ・シフィオンテク(ポーランド)の勝者と対戦する。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
TORONTO, ON - AUGUST 07: Naomi Osaka of Japan interacts with fans following a second round match victory over Tatjana Maria of Germany on Day 5 of the Rogers Cup at Aviva Centre on August 07, 2019 in Toronto, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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