メルテンスが準決勝へ、母国ベルギーで注目の的 [オーストラリアン・オープン]

2018-01-24

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メルテンスが準決勝へ、母国ベルギーで注目の的 [オーストラリアン・オープン]

テニスマガジン編集部

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　オーストラリア・メルボルンで開催されている「オーストラリアン・オープン」（1月15～28日／ハードコート）の女子シングルス準決勝進出を決めたあと、エリース・メルテンス（ベルギー）は母国で注目の的となっている。

　メルテンスは、第4シードのエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）を6-4 6-0で倒して、連勝記録を「10」に伸ばし、ベルギー人として2012年のキム・クライシュテルス（ベルギー）以来の全豪セミファイナリストとなった。

「自分の力を信じさえすれば、何だって起こり得るのよ」とメルテンスは言った。「でももちろん、準決勝は『ワオ!』って感じだわ」。

　クライシュテルスのアカデミーでトレーニングしているメルテンスは、また、「キム、見ていてくれてありがとう」とも言い添えた。「私は今週、あなたの足跡をたどるよう努めるわ」。

「ホバート国際」でタイトル防衛に成功したばかりのメルテンスは、スビトリーナを完全に圧倒した。スビトリーナもまた、「ブリスベン国際」で優勝し、9連勝のいい波に乗っていたはずの選手だった。

　スビトリーナは、ふたりの間でこれ以前に戦われた唯一のツアーレベルの大会で勝っていたが、この日のロッド・レーバー・アリーナでは、課された困難に対する答えを見つけることができず、のちに、腰の問題に一年を通して煩わされていたのだと弁明していた。

　22歳のメルテンスは、2017年の女子ツアーにおける最大の動きの一角だった。彼女はランキングを120位から35位にまで向上させ、キャリア初のタイトルを獲得した。

　準決勝で、メルテンスはカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）と対戦する。ウォズニアッキは、深夜1時半に終わった試合でカルラ・スアレスナバロ（スペイン）を6-0 6-7(3) 6-2 で下した。

　いまだ初のグランドスラム・タイトルを追い続けているウォズニアッキは、メルボルンでの成績次第で、6年ぶりに世界1位に返り咲く可能性を擁している。(C)AP（テニスマガジン）

※写真はエリース・メルテンス（ベルギー）
Photo: MELBOURNE, VIC - JANUARY 23: Elise Mertens of Belgium plays a shot in her Quarterfinals match during the 2018 Australian Open on January 23, 2018, at Melbourne Park Tennis Centre in Melbourne, Australia. (Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)

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