青山/ヤンがグランドスラム2勝のシェイ/ペンを倒し、WTAツアー5大会ぶりのマッチ勝利 [シドニー国際]

「シドニー国際」(オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月7~13日/賞金総額79万9000ドル/ハードコート)の女子ダブルス1回戦で、青山修子(近藤乳業)/ヤン・ザオシャン(中国)がシェイ・スーウェイ(台湾)/ペン・シューアイ(中国)を6-4 6-2で破り、今季のWTAツアー初勝利を挙げた。試合時間は1時間13分。

 昨年2月からペアを組み始めた青山とヤンは、9月に東京(WTAインターナショナル/ハードコート)で同ペアでのWTAツアー初優勝を飾り、2週間後の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)では準優勝を果たしていた。

 この結果で青山/ヤンは、武漢以降のツアー大会で5大会ぶりのマッチ勝利を記録した。

 ふたりはシングルスの予選に出場していたが、青山が2回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に2-6 6-7(5)で、ヤンは1回戦でクリスティーナ・クコバ(スロバキア)に1-6 2-6で敗れていた。

 青山/ヤンは準々決勝で、第3シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/シュー・イーファン(中国)と対戦する。ダブロウスキー/シューは1回戦で、モニク・アダムザック/ストーム・サンダース(ともにオーストラリア)を7-6(5) 7-5で下しての勝ち上がり。

 ペンとシェイはともに、2014年シーズン中にダブルス世界ランク1位を経験。同ペアで、2013年のウインブルドンと14年のフレンチ・オープンでグランドスラム制覇を達成し、2013年にはWTAツアー最終戦でもタイトルを獲得している。

 シドニー国際はWTAツアー・プレミアに格付けされる大会で、シングルス30ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

日本人選手予選結果

予選2回戦

●10青山修子(近藤乳業)2-6 6-7(5) ○11カミラ・ジョルジ(イタリア)

予選1回戦

○10青山修子(近藤乳業)7-5 4-6 3-0 Ret. ●9アネット・コンタベイト(エストニア)[2]

上位出場選手シード順位(シングルス)

ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[1/WC]
ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)[2]
エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[3]
ジョハナ・コンタ(イギリス)[4]

※写真は昨年のUSオープンでの青山修子(右)/ヤン・ザオシャン
撮影◎毛受亮介/テニスマガジン

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