ダブルスは藤原里華/内藤祐希が大会連覇を達成 [安藤証券オープン東京]

「安藤証券オープン 東京」(東京都江東区・有明テニスの森公園コート/本戦11月7~12日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。

 シングルスは、第1シードのジャン・シューアイ(中国)が第3シードの奈良くるみ(安藤証券)を3-6 6-1 6-3で、第2シードのミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)は第6シードのダルマ・ガルフィ(ハンガリー)を6-7(5) 6-1 6-4で破り、決勝はトップ2シードの対戦となった。

第1シードのジャン・シューアイ(中国)にフルセットで敗れた第3シードの奈良くるみ(安藤証券)(撮影◎JET田中)

 日本人ペア同士の対戦となったダブルス決勝は、第4シードの藤原里華(北日本物産)/内藤祐希(TEAM YONEZAWA)が第1シードの穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/波形純理(伊予銀行)を6-1 6-3で倒して大会連覇を果たした。試合時間は1時間。

 藤原と内藤のコンビは、今大会が2度目のダブルス出場。初出場だった昨年の大会に続くタイトル獲得で、マッチ連勝を8に伸ばした。

 今大会の藤原/内藤は、1回戦でブザネスク/ガルフィを1-6 7-5 [10-7]で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)の加治遥(島津製作所)/田中優季(安藤証券)を4-6 6-0 [10-7]で、準決勝では第2シードの二宮真琴(橋本総業ホールディングス)/澤柳璃子(ミキハウス)を6-4 7-6(3)で下して決勝進出を決めていた。

 大会最終日の11月12日(日)は13時30分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

シングルス準決勝

○1ジャン・シューアイ(中国)[1] 3-6 6-1 6-3 ●9奈良くるみ(安藤証券)[3]

○32ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)[2] 6-7(5) 6-1 6-4 ●17ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)[6]

ダブルス決勝

○12藤原里華/内藤祐希(北日本物産/TEAM YONEZAWA)[4] 6-1 6-3 ●1穂積絵莉/波形純理(橋本総業ホールディングス/伊予銀行)[1]

表彰式での選手コメント・要約(情報提供◎大会事務局)

藤原里華(ダブルス優勝)

「2連覇というのは自分の中ではほとんどしたことがないので、実はそれほど狙っていませんでした。内藤選手と1年ぶりのプレーということで、彼女のよさを引き出せるようなプレーができればよいと思って臨んで、それが出来れば結果はついてくると考えていましたが、このような結果が出て非常にうれしいです」

内藤祐希(ダブルス優勝)

「東京オリンピックに向けての改修前の最後の大会で優勝できたことは非常にうれしいですし、東京オリンピックに出場できるくらいのランキングになれるように頑張ろうと思いました。ありがとうございました」

※トップ写真はダブルスで2連覇を達成した藤原里華(左)/内藤祐希
写真提供◎株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ
撮影◎JET田中

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