ロシアテニス連盟が来年、モスクワで新しいトーナメントを開催すると発表

 ロシアテニス連盟が、来年モスクワで新しいWTAトーナメントを創設・開始すると発表した。

 モスクワ・オープンは、来年の7月23日から29日まで、モスクワのナショナル・テニスセンターの屋外クレーコートで開催され、スウェーデン・バスタッドのスウェーディッシュ・オープン(エリクソン・オープン)の代わりになる予定なのだという。

 ロシアテニス連盟は、モスクワでサッカーのワールドカップがあるため、日付は変更になる可能性がある、と言い添えた。

 ロシアの開催者は、賞金をスウェーディッシュ・オープンの25万ドルから75万ドルに増額すると約束している。とはいえ変わらずWTAインターナショナル・レベルの大会にとどまり、追加的ランキングポイントを提供することはない。

ロシアで開催されているWTA大会の一つ、クレムリン・カップ
MOSCOW, RUSSIA - OCTOBER 17: Maria Sharapova of Russia in action against Magdalena Rybarikova (not seen) of Slovakia during the Women's Singles Tennis First Round match at the International Tennis Tournament VTB Kremlin Cup 2017 at the Olympic Stadium in Moscow, Russia on October 17, 2017. (Photo by Sefa Karacan/Anadolu Agency/Getty Images)

 これが実現すれば、通常1〜2月のサンクトペテルブルク・レディース・トロフィー、長い歴史を誇る10月のモスクワでのクレムリン・カップと並び、ロシアは来年、3つのWTA大会を開催することになる。ほかの2大会は室内ハードコードでプレーされている。(C)AP(テニスマガジン)

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