テニスの国際統治機関が連携し、コロナ危機に対する選手救済プログラムの作成に着手

テニスの国際統治機関が連携し、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大で影響を受けた選手を救済するプログラムを作成中であると国際テニス連盟(ITF)が公式サイトで発表した。

 この取り組みはITFのほか、ATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)、グランドスラム大会の主催者が協力し合って話し合いを進めている。ATPとWTAが選手救済プログラムを管理し、利害関係のある7つの団体すべてが大きく貢献するものとなることがすでに合意されている。

 議論は順調に進められており、詳細については近い将来に発表される予定となっている。

 男子と女子のプロサーキットは新型コロナウイルス感染症の世界的大流行のため1ヵ月以上休止しており、少なくとも7月半ばまでこの状況が続くことになる。特にランキングの低いテニスプレーヤーたちが大きな影響を受けており、財政的支援の必要性が高まっている。

※写真は昨年のフェドカップ決勝(オーストラリア・パース)の公式晩餐会でのデビッド・ハガティITF会長(Getty Images)

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