世界1位となって初試合をプレーしたハレプが勝利「これでプレッシャーが少し軽くなる」 [WTAファイナルズ]
トップ8によるエリート大会「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(10月22~29日/シンガポール/賞金総額700万ドル/室内ハードコート)で、世界1位として最初の試合をプレーしたシモナ・ハレプ(ルーマニア)がカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-4 6-2で破った。
「ナンバーワンとして最初の試合に勝つことができて、本当にうれしい」と、世界1位になった初のルーマニア女子プレーヤー、ハレプは言った。「これで少しプレッシャーが軽くなるわ」。
2010年大会の準優勝者、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-2 6-0のストレートで下した。ウォズニアッキは両者の間の4対戦で初となる勝利を挙げる過程で、決して気を緩めなかった。
「私はある意味で、彼女の気持ちを折ったわね」とウォズニアッキ。「それから彼女は自信をなくしたか、あるいは、より強気で打っていこうとしていたのかも。彼女はただ私をブレークする突破口を見つけることができなかった」。
大会初出場を果たした3人――ガルシア、スビトリーナ、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)――の皆が、それぞれのラウンドロビン(リーグ戦)初戦でストレート負けを喫した。
ハレプは6度ブレークポイントに直面し、ダブフォールトをおかした第6ゲームで一度だけブレークを許した。
ガルシアは、各セットで2度ずつハレプにサービスをブレークされた。
WTAファイナルズに4年連続出場を果たしたハレプは、2014年大会で準優勝した。そのとき彼女は決勝でナンバーワンのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れたのだが、世界1位の選手が優勝したのはその年が最後となっている。
WTAファイナルズでプレーした初のウクライナ人となったスビトリーナは、今季ツアー最多の5タイトルを手にシンガポールにやってきた。
「今日は私にとって本当にひどい日だった」とスビトリーナは振り返った。「カロラインは本当にいいプレーをした。そして私にとっては、ここ数年でプレーした中で、たぶん最悪の試合だった」。
レッド・グループはハレプとウォズニアッキが1勝0敗、ガルシアとスビトリーナが0勝1敗となった。
一方、ホワイト・グループはガルビネ・ムグルッサ(スペイン)とカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が1勝0敗、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)とオスタペンコが0勝1敗となっている。(C)AP(テニスマガジン)
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