ムグルッサが大会初出場のオスタペンコを下して白星スタート [WTAファイナルズ]
トップ8によるエリート大会「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(10月22~29日/シンガポール/賞金総額700万ドル/室内ハードコート) が開幕し、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第5シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-2で下し、快調なスタートを切った。
「すごくいい気分だわ」とプリスコバは言った。「今日のテニスに関しては、すべてがよかったと思う。私はただ、少し相手より上回っていた。ベースラインからも、そして私のサービスゲームでもね。だから自分のゲームの内容の何に関しても、慌てる必要はなかった」。
この日のもうひとつの試合では、第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が第7シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に対し、6-3 6-4で勝利を収めた。
WTAファイナルズに2年連続出場を果たしたプリスコバ、そしてムグルッサは、ホワイト・グループのラウンドロビンの成績を1勝0敗とした。
今大会に出場中の8人の中で、唯一今年タイトルを勝ち獲っていないビーナス、またオスタペンコは、同グループで0勝1敗と、黒星スタートを切ることになった。
日曜の第2試合には、15のブレークポイントがあった。ムグルッサは7度あったチャンスのうち5つで実際にブレークすることに成功。一方のオスタペンコは、8度あったチャンスのうち3つをものにした。
「ここでの過去の経験から学んだのは、すべての試合、すべてのセットが重要だということ。何故って最終的に、次の段階に勝ち上がれるのはたったふたりだけなのだから」と、今季のウインブルドン・チャンピオンのムグルッサは言った。
今年のフレンチ・オープンでキャリア初タイトルを勝ち獲った20歳のオスタペンコにとって、WTAファイナルズ出場は初となる。(C)AP(テニスマガジン)
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