ルー・ジアジンが井上雅を下して優勝、ダブルスは藤原里華/岡村恭香がコンビ3勝目 [浜松三ケ日国際女子]
「浜名湖東急カップ 浜松三ケ日国際レディーストーナメント」(静岡県浜松市・東急リゾートタウン浜名湖/本戦10月17~22日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)は最終日を迎え、単複の決勝が行われた。
試合は雨天により花川運動公園(静岡県浜松市)の屋根付きテニスコートで行われた。
シングルス決勝は、第3シードのルー・ジアジン(中国)とノーシードから勝ち上がってきた井上雅(テニスラウンジ)の対戦となり、ルーが井上を6-3 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は1時間22分。
ルーのITFサーキットのシングルスでのタイトル獲得は7月のアマランテ(ITF1.5万ドル/ハードコート)以来で、通算15勝目となる。
この結果でルーは、井上との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。昨年は8月に筑波(ITF2.5万ドル/ハードコート)の2回戦で対戦し、井上が7-6(2) 6-3で勝っていた。
今大会でのルーは、1回戦でリー・フアチェン(台湾)を6-3 6-2で、2回戦でトーリ・キナード(アメリカ)を6-3 1-6 6-4で、準々決勝で村松千裕(グラムスリー)を5-7 7-6(6) 6-3で、準決勝では予選勝者のナオミ・チョン(アメリカ)を3-6 6-0 6-3で破って決勝進出を決めていた。
トップ2シードの対戦となったダブルス決勝は、第2シードの藤原里華(北日本物産)/岡村恭香(ストライプインターナショナル)が第1シードのルー/奥野彩加(フリー)を6-2 6-4で倒して大会を制した。
藤原/岡村は、6月に東京と甲府(ともにITF2.5万ドル/ハードコート)で2週連続優勝を飾っており、コンビ3勝目を飾った。
今大会は雨の影響で日程が変更され、台風接近に伴う天候不順を考慮して前日に決勝を行う予定だったが、悪天候で中止となっていた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
◇ ◇ ◇
【シングルス決勝】
○24ルー・ジアジン(中国)[3] 6-3 6-3 ●4井上雅(テニスラウンジ)
--------------------
【ダブルス決勝】
○16藤原里華/岡村恭香(北日本物産/ストライプインターナショナル)[2] 6-2 6-4 ●1ルー・ジアジン/奥野彩加(中国/フリー)[1]
写真提供◎大会実行委員会
撮影◎てらおよしのぶ
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