デルポトロは手首に添え木、準決勝の出場可否はこれから [上海ロレックス・マスターズ]

2017-10-14

デルポトロは手首に添え木、準決勝の出場可否はこれから [上海ロレックス・マスターズ]

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　中国・上海で開催されている「上海ロレックス・マスターズ」（ATP1000／10月8日～15日／賞金総額592万4890ドル／ハードコート）のシングルス準々決勝の試合で転倒したフアンマルティン・デルポトロ（アルゼンチン）は、勝利に終わった試合後、左手首にスキャンを受けるため病院に行き、患部に添え木を当てた。

　第16シードのデルポトロは土曜日の準決勝で、第2シードのロジャー・フェデラー（スイス）と対戦することになっている。もうひとつの準決勝は、第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）対、第4シードのマリン・チリッチ（クロアチア）という顔合わせだ。

　デルポトロは、ビクトル・トロイツキ（セルビア）に対する準々決勝の第3セット2-2の場面でコートに転び、反射的に左手をついて転倒の衝撃を緩めようとした。過去に両方の手首を故障し、手術を受けていたデルポトロは、手首を繰り返し振って痛みを感じているそぶりを見せ、トレーナーを呼んで意見を仰いだ。

手首を痛め、辛そうな表情のデルポトロ
SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 13: Juan Martin del Potro of Argentina receives medical treatment for his injured wrist during the Men's singles quarter final mach against Viktor Troicki of Serbia on day six of 2017 ATP Shanghai Rolex Masters at Qizhong Stadium on October 13, 2017 in Shanghai, China. (Photo by Yifan Ding/Getty Images)

　デルポトロは結局、第5ゲームでトロイツキのサービスを破り、4-6 6-1 6-4でこの試合を制した。

「転倒のあと、手首がどんな具合だかはわからない」と、デルポトロは病院に向かう直前に言っている。「（手をついた）その瞬間、何かまずい感じを覚えたんだが、僕はプレーを続け、（バックハンド）スライスを使ってとにかく試合を終わらせた。病院にいってMRI検査をし、その結果がどうか、医師が何と言うか、見てみようと思う」。

　彼はまた、「それから、明日の試合についての決断を下す。僕は、やるなら100％でプレーしたい」と言い添えた。

　デルポトロの代理人ホルヘ・ビアレは後にツイッターを通し、テストの結果は「手首の打撲傷」で、「より深刻な問題はない、と診断された」と報告した。

「医者は手首を固定するため添え木を当てた」とビアレは言い添えた。「明日の朝、フアンマルティンは準決勝をプレーするか否か決めることになるだろう」。

　準決勝でのデルポトロの相手、フェデラーは、準々決勝でリシャール・ガスケ（フランス）を7-5 6-4で下した。デルポトロはUSオープン準々決勝でフェデラーを倒している。(C)AP（テニスマガジン）

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