ビーナス・ウイリアムズの交通事故被害者の死亡原因が明らかに

 検死官は、フロリダの男性バーソン氏は、テニススター、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が関与した6月の交通事故で被った打ち身の合併症から亡くなったと言う。

 パームビーチ・カウンティの検死官、マイケル・ベル医師は、78歳のジェローム・バーソン氏は、パームビーチガーデンで6月9日に起きた交通事故で、脾臓の裂傷、骨盤と背骨の骨折を被っていたと説明した。

 ビーナスの運転する車がバーソン氏の妻の運転するセダンの進行方向に入ってきたために起きた、と警察が主張する交通事故の13日後、バーソンさんは病院で亡くなった。ビーナスは無傷で、警察に召喚されたり逮捕されたりはしていなかった。

 バーソン氏の家族は、ビーナスに対し不法死亡訴訟を起こし、損害賠償を請求していた。

 地元のサンセンチネル紙の報道によれば、バーソン一家のスポークスマン、ビビアン・ゴメスは、検死官の所見についてのコメントを拒否した。ビーナスの弁護士のひとり、マルコム・カニンガム氏は、訴訟はいまだ係争中だと言っている。(C)AP(テニスマガジン)

写真はUSオープンでのビーナス・ウイリアムズ
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 07: Venus Williams of the United States reacts against Sloane Stephens of the United States during their Women's Singles Semifinal match on Day Eleven of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 7, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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