準決勝進出のズベレフがATPファイナルズ出場権を獲得 [チャイナ・オープン]
中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/10月2~8日/賞金総額302万8080ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第6シードのジョン・イズナー(アメリカ)を6-4 7-6(0)で下し、準決勝に進出した。
フレンチ・オープンとUSオープンのチャンピオンであるナダルは、今季5つのタイトルを獲得しており、今年の年末ランキングで1位を保持することになる。
「全般的に見て僕は今日、あまり多くのミスをおかさなかったと思う」とナダルは言った。「多くのミスをおかした記憶はない。僕は頻繁にネットにいき、やりたいことをやり、それをうまくやることができたと思う。だからすごくうれしいよ」。
イズナーは3度ブレークポイントを握ったが、ナダルはそのすべてをセーブした。ナダルは準決勝で第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフはロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-6(5) 4-6 6-2で倒して勝ち上がった。
ディミトロフはハードコード・シーズンに先立ち、マヨルカ島に行ってナダルとの練習に時間を費やしていた。彼らはいっしょに釣りにも行ったのだという。
「僕らはボートで海に出て、何匹か釣り上げたが、あまり大きいやつじゃなかった。でもまあ、僕らはいいディナーを楽しんだよ」とナダルは言った。
ニック・キリオス(オーストラリア)もまた、ベスト4に進出した。第8シードのキリオスはスティーブ・ダルシー(ベルギー)に対する準々決勝で簡単に第1セットを取り、第2セットでもリードを広げたが、6-0 3-0となった時点でダルシーが首の故障を理由に棄権した。
キリオスは準々決勝で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。20歳のズベレフは、19歳のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-2 6-3で下し、トップ8によるシーズン末のATPファイナルズ出場権を確定させた。
「すべてのプレーヤーにとって、ロンドンでのATPファイナルズ出場権を得るというのは、すばらしいことだ」とズベレフは言った。「すべてのプレーヤーにとって、自分が1年にたった1、2週間だけでなく、一年を通して世界最高峰のプレーヤーの一角を占めていたということを示す、ある種のご褒美だと思う」。(C)AP(テニスマガジン)
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