ナダル、ズベレフ、ルブレフ、イズナーらが準々決勝へ [チャイナ・オープン]

 中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/10月2~8日/賞金総額302万8080ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-3 6-3で倒し、シーズン58勝目を挙げて準々決勝に進出した。

 今季、フレンチ・オープンとUSオープンで優勝した世界1位のナダルは、直面した6本のブレークポイントのすべてをセーブし、ランキング頂点でのロジャー・フェデラー(スイス)に対するリードを広げた。

 ナダルは次のラウンドで、第6シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。ビッグサーブが武器のイズナーは、レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)を6-0 6-3で下した。

「イズナーに対する試合はタフなものになるだろう」とナダルは言った。「ジョンはまた、ベースラインからも非常によいプレーをする。今日、彼のプレーを見たよ。彼は非常にアグレッシブで成功をおさめていたし、多くのウィナーを決め、リターンもすごくよかった」。

 第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)もまた、ファビオ・フォニーニ(イタリア)を6-4 6-2で破り、準々決勝に駒を進めた。ズベレフはそこで、やはり将来を嘱望される19歳、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。現39位のルブレフは、第7シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を1-6 6-4 6-1で退けて勝ち上がった。

アンドレイ・ルブレフ(ロシア)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 05: Andrey Rublev of Russia returns a shot against Tomas Berdych of the Czech Republic during his Men's singles second round match on day six of the 2017 China Open at the China National Tennis Centre on October 5, 2017 in Beijing, China. (Photo by Etienne Oliveau/Getty Images)

 準々決勝の顔合わせは(ドローの上から)、ナダル対イズナー、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/第3シード)対ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン/第5シード)、ニック・キリオス(オーストラリア/第8シード)対スティーブ・ダルシー(ベルギー)、ルブレフ対ズベレフとなった。(C)AP(テニスマガジン)

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