イギリスのダニエル・エバンズがコカイン使用で1年の活動停止処分


 
 イギリスのデビスカップ代表メンバーの一人、ダニエル・エバンズがコカインで陽性と判定されたかどで、1年の出場停止処分を科せられた。彼はコカインを洗面用具入れのバッグの中に入れていたと認めた。
 
 国際テニス連盟(ITF)は火曜日、4月のバルセロナ・オープンでの薬物テストにおけるエバンズの陽性反応は、不注意な汚染のせいであるという主張を受け入れた。
 
 イギリスがデ杯で優勝した2015年、メンバーの一人として活躍した27歳のエバンズは、ITFの審査団に対して、テスト4日前の競技がないときに微量のコカインを使用したと説明していた。

4月のデビスカップ準々決勝、対フランス戦を戦ったイギリスのダニエル・エバンズ(右)と監督のレオン・スミス(左)
ROUEN, FRANCE - APRIL 09: Daniel Evans (R) of Great Britain talks to captain Leon Smith in his singles match against Julien Benneteau of France during day 3 of the Davis Cup World Group Quarter-Final match between France and Great Britain at Kindarena on April 9, 2017 in Rouen, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

  彼はそれからコカインを、バルセロナ・オープンの間、摂取していた認可されている薬を保管した小さなトラベルバッグの中に入れた。
 
 ITFは、エバンズの指か、ほかの薬がコカインの残滓に触れて汚染されたという主張を受け入れたが、エバンズはそれでもやはり、2018年4月23日まで選手活動を禁止されることになった。
 
「エバンズは、すぐに事実を認めたことで信用を得た」とITFは言った。このテニスの統治団体は、また「聴聞で反論し合う代わりに、合意した結果に至ることにより、時間と費用を節約できた」と言い添えた。
 
 彼はまた、4月後半から6月までに出場した大会で獲得した10万3000ユーロ(12万1000ドル)の賞金とランキング・ポイントを剥奪された。彼のランキングは3月にキャリア最高の41位に達していた。(C)AP(テニスマガジン)

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