杉田祐一がペールの途中棄権で大会初勝利 [楽天ジャパンオープン]

「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月2~8日/賞金総額156万3795ドル/ハードコート)のシングルス1回戦でブノワ・ペール(フランス)と対戦した杉田祐一(三菱電機)は、第1セットを6-4で先取したあとの第2セット第1ゲームでペールが棄権したため、大会初勝利を挙げた。試合時間は34分。

 今大会に3年連続10回目の出場となる29歳の杉田は、初のストレートインで6度目の本戦入り。昨年は1回戦で、ガエル・モンフィス(フランス)に3-6 1-6で敗れていた。前週の成都(ATP250/ハードコート)で土曜日の準決勝まで勝ち進んだ杉田は、優勝したデニス・イストミン(ウズベキスタン)に2-6 7-6(4) 0-6で敗れたが、世界ランク自己最高の40位で今大会を迎えている。

 この結果で杉田は、ペールとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2012年3月にル ゴシエ(ATPチャレンジャー/10万ドル/ハードコート)の2回戦で初対戦しており、杉田が7-6(2) 2-6 6-4で勝っていた。

 杉田は2回戦で、第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。ラオニッチは1回戦で、ビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-3 6-4で下しての勝ち上がり。

 松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)とのペアでワイルドカード(主催者推薦枠)を得てダブルスにも出場していた杉田は、前日に行われた1回戦でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)/ドミニク・ティーム(オーストリア)に0-6 2-6で敗れていた。

写真◎井出秀人(テニスマガジン)

「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京・有明テニスの森)で本戦初勝利を挙げた杉田祐一(撮影◎井出秀人/テニスマガジン)

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