モントリオールのロジャーズ・カップが延期に

新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためカナダのケベック州政府が2020年8月31日までイベントの開催を禁止する措置をとったことにより、同州のモントリオールで開催予定だったWTAツアー公式戦の「ロジャーズ・カップ」(WTAプレミア5/ハードコート)が2021年に延期されることになった。

 男子と女子のプロテニスツアーは新型コロナウイルスの世界的流行により、少なくとも7月13日まで休止となっている。

 ロジャーズ・カップは隔年ごとにモントリオールとトロントで開催され、女子会場がモントリオールの年は男子はトロントで行われることになっている。トロントでの男子の部に関しては、現在のところスケジュールの変更はない。

 昨年の女子シングルス決勝はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の途中棄権により、会場だったトロントにほど近いオンタリオ州ミシサガ出身のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が50年ぶりの地元チャンピオンに輝いた。

※写真は昨年のロジャーズ・カップ(カナダ・トロント)の女子シングルス表彰式の様子
TORONTO, ON - AUGUST 11: Bianca Andreescu of Canada speaks to the crowd following her victory over Serena Williams of the United States in the final match on Day 9 of the Rogers Cup at Aviva Centre on August 11, 2019 in Toronto, Canada. Williams withdrew from the match with a back injury. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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