日清食品と所属契約を結んだ大坂なおみ

 11月25日、日清食品ホールディングス株式会社は大坂なおみと所属契約を結んだことを発表した。都内で行われた会見で、同社・安藤宏基社長は「2020年東京オリンピックでは、錦織圭選手(日清食品)、大坂なおみ選手の2人が金メダルを獲ることを期待している」と語った。

 4年後の自分の目標を尋ねられた大坂は「その頃には自分がなれる最高のレベルまで到達したい。世界のトップ5に入っていたいし、グランドスラムを獲りたい」と語った。

カップヌードルの着ぐるみ(左)とチキンラーメンでお馴染みのヒヨコちゃんに囲まれた大坂

「小さい頃から食べていた」と語る日清食品のカップヌードルはもともと馴染みのあるもの。その会社にサポートしてもらえることは「誇りに思うし、不思議な感じもする」という。一番好きな味はオリジナルのものだそうだ。

 2016年を振り返り「全豪のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)戦が印象に残っている。すごく簡単にやられたから。でも、この一年で結果を出し、実力を示すことができた。自信が持てたし、ランキングも上位にいけた」と手応えを感じている。

2017年に着用するウェアを紹介。「NISSINの赤いロゴがブルーのウェアに映える」とロゴの入った自身のウェアにご満悦の大坂

 2017年の目標はずばり「トップ20入り」。さらに「グランドスラムで準々決勝に勝ち進むこと。今年は3回戦までしかいけなかったから」と最高峰の舞台での躍進を誓った。

 グランドスラムでベスト8、そのさらに先まで勝ち進む姿が見られるのか。2017年も大坂へかかる期待は大きく膨らむ。

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