バボス/ムラデノビッチが2連覇達成、全豪に続き今季グランドスラム2冠 [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第2シードのティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が第14シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)を6-4 7-5で下し、大会2連覇を達成した。試合時間は1時間33分。

 同ペアがグランドスラムでタイトルを獲得したのは、今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いてキャリア4度目となる。2016年にカロリーヌ・ガルシア(フランス)と組んでロラン・ギャロスの頂点に立っていたムラデノビッチは、3度目の地元優勝を果たした。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 今大会でのバボス/ムラデノビッチは、1回戦でアンナ・カリンスカヤ(ロシア)/ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-0 6-4で、2回戦でケイトリン・クリスチャン(アメリカ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)を2-6 6-4 6-2で、3回戦でアンドレア・ミトゥ/パトリシア マリア・ティーグ(ともにルーマニア)を6-2 6-3で、準々決勝でマルタ・コスチュク(ウクライナ)/アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-2 7-5で、準決勝では2018年優勝ペアで第4シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)を6-2 4-6 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 ムラデノビッチは先のUSオープン(アメリカ・ニューヨークハードコート)で新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と診断されたブノワ・ペール(フランス)の濃厚接触者と判断され、シングルス2回戦で敗れたあとに初戦を勝ち上がっていたバボスとのダブルス2回戦で不戦敗となっていた。

 コンビ11大会目でグランドスラム参戦は2度目だったグラーチ/クラブチェクは、3回戦で第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)、準々決勝では第7シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)を倒すなどして決勝の舞台にたどり着いていた。(テニスマガジン)

※写真は女子ダブルスで2連覇を達成したティメア・バボス(ハンガリー/左)とクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 11: Timea Babos of Hungary (L) and Kristina Mladenovic of France lift the winners trophy following their victory in the Women's Doubles Final against Desirae Krawczyk of The United States of America and Alexa Guarachi of Chile on day fifteen of the 2020 French Open at Roland Garros on October 11, 2020 in Paris, France. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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