【こちらメルボルン】4強かけて「錦織 vs ワウリンカ戦」当日の練習

男子シングルス準々決勝、第5シード錦織圭と第4シードスタン・ワウリンカ(スイス)の対戦がまもなくロッド・レーバー・アリーナ(1万5000名収容のメインスタジアム)で行われます。

風がやや強めに吹いている今日のメルボルン。

現地時間11時からワウリンカが17番コートで練習。

錦織は12時から隣の18番コートで練習。

ワウリンカはラリーで軽く汗を流したあと、各ショットを確かめる程度の練習をして早々に切り上げていきました。緊張感が漂っていたように見えます。

マグナス・ノーマン・コーチはもう少しスピンをかけるようにというリアクションをしていました。

錦織は、日本の佐藤文平プロ(元インカレ・チャンピオン)と練習。これまでと変わらず打球音は重く、コンディションを保っている様子です。いい緊張感を保ちつつ、気心の知れた相手ということもあり、リラックスした表情も見せていました。

ラリー、ラリーからネットへ、ボレーとスマッシュ、サービスはコースを打ち分け、スピンを確認。

こちら佐藤文平プロ

ワウリンカは昨年のオーストラリアン・チャンピオンです。錦織は昨年のUSオープン準々決勝でそのワウリンカを3-6 7-5 7-6(7) 6-7(5) 6-4で破って決勝へと駆け上がっていきました。

ワウリンカが大会タイトルを守ろうとベースラインでタフなラリーを展開するのか、それとも今の錦織の進化を認め、新しい作戦で攻撃的に臨むのか。

錦織は世界屈指のリターン力に加え、今大会で見せているパワー、スピン、角度のあるサービス力とバックハンドのクロスラリーからの展開を含め、多彩なテニスを発揮できるのか。ワウリンカの打点を崩せるのか。挑戦せずして勝利はない一戦となりそうです。

(編集部A)

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