子供たち、学生がいっせいに夏休みに入り、
いよいよテニスの夏本番、全国大会の取材開始です。

先陣を切って、全国小学生大会が東京・世田谷で開催中。
全小担当の部員Sにくっついて、部員Aも出かけてきました。
いやあ、わかりきっていたことですが、あっちいいの、なんのって。
トケソウデスよ・・・
逃げて食堂に入ると、そこにはガツガツご飯を食べる子供たちがいて、
たくましいなあと、うれしくなりました。
食欲ない(涙)なんて言ってちゃ、あんなあっちい中、戦えないわけですよ。

そういえばウインブルドンで、雨が降ってきても、
かまわずガンガン練習していたナダルを思い出します。
コート上では、几帳面な行動をとることで有名なナダルですが、
(ラインを踏まないとか、ペットボトルを慎重に並べるとか・・・)
太く生きているんだと感じた瞬間でもありました。

    いいぞ、日本の子供たち!

実は会場の第一生命相娯園グラウンドを訪れたのは、
かれこれうん十年ぶりです。
さかのぼって10代。東京ジュニアに出場しました。
いわゆる出場しただけに終わりましたが、
緊張してトイレから出られなくなったあの頃が懐かしいです。


全小初取材の部員Tが現時点でもっともびっくりしていること、それは…
「あっちで佐藤雅弘トレーナー(本誌執筆者)が
 ウォーミングアップを指導してるんですけど、
 あれ、アップじゃないですよ、あれはトレーニングですよっ。
 しかも、佐藤さんは『これは軽め』って言うんですよおおっ(驚!)」

部員Aも食事をしながら見た光景に、トラックを走る女の子がありました。
ジュニアの大会に行くと、年々目に映る光景は変わっていきます。
かつては軽くウォーミングアップして、試合でがんばるというのが一般的でしたが、
今や、コート外でもハードに動いています。
クールダウンも欠かせません。
コート上で万全の動きをするために、この大会に限らず日頃から、
計画的なトレーニングをしっかり行っているのでしょう。
子供たちのフィジカルに対する関心度が明らかに変わってきました。

ちなみに、うん十年前は、試合のための体力をとっておくことしか
考えていませんでしたからね。あは。


さて、今週末には埼玉・大宮でインターハイが始まります(8月2-8日)。
そして中旬には大阪・靭テニスセンターで全日本ジュニア(8月5-17日)、
愛知・東山公園で全国中学生大会(8月18-24日)、
そして下旬には東京・有明でインカレ(8月29日-9月7日)が続きます。

また今週は日本最大級のテニストーナメント
毎日テニス選手権(ジュニアの部、一般の部、ベテランの部)
ベテランの部が東京・昭島で開催中。

そんなわけで、テニスファンのみなさん、
ちょっとのぞいて、応援してみませんか?


第87回毎日テニス選手権

(編集部A) ※ウインブルドン詳報掲載の9月号は好評発売中!
      

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