〈ウインブルドン・テルテル日記〉DAY9・あっぱれだよ、ジュスティーヌ!

今日雨が降ったらさすがにやばいよなぁ……

でもそんなこと考えても仕方ないしなぁ……

それにしても、セレーナの髪型はサザエさんみたいだよなぁ……

何度見ても、ジョコビッチはルパンみたいだよなぁ……

と悶々と考えながらプレスルームに向かっていると、
ガツンと肩を叩かれました。
おっと、福井さん!


「今日は誰の解説ですか?」

「ナダルですよー。もう5日目だよー。ナダルしか見てないよー(笑)」

そうですよねぇ…

土曜に始まった試合が、次の週の水曜まで続いてるなんて、
普通ありえませんから。

激戦を制したナダル、最後は芝に膝をついて、
まるで優勝したかのような喜びようでした。

「試合が終わった。それが一番重要なことさ」

まだ3回戦を終えたばかりだけど、
とりあえず、お疲れ、ラファ。

エナンがセレーナに勝ちました。

ふたり並んでコートに入ってきたときは、
エナンが本当に小さく見えたんですが、
試合が始まると、大きく見えるから不思議です。

体格の差を感じさせないダイナミックさがありますね。

しかし、もっとすごいのはメンタリティ。
ここは緊張するだろうな…というときこそ、
サーブ&ボレーをしたり、狭いコースを突いていったり。
参りました、ジュスティーヌ。

モーレスモもシャラポワも去った今、
エナンの優勝が現実味を帯びてきました。
次のバルトリ戦も、このままの調子なら問題ないでしょう。

明日から男子は準々決勝が始まります。
第一試合に好カードが集中してます。
ナダルVSユーズニー、
ヒューイットVSジョコビッチ、
ダビデンコVSバグダティス・・・

ああ!どれを観に行けばいいのだ?!

★今日のおまけ★

選手のプレーもすばらしいですが、
ボールパーソンのプレーもまた、すばらしいものがあります。
1コートに6人、その連携はお見事。
相当練習を積んだんだろうなぁ…。

今大会のボールパーソンは全部で250人。
この小さな裏方さんたちが、大会の進行に大きく貢献しているのです。

(こちらテニマガ編集部、ただいまウインブルドン取材中)

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