大会ディレクターのフォルジェ「ナダルの記録は比類ないもの」 [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)は大会最終日を迎え、男子シングルスと女子ダブルス決勝を残すのみとなった。
 
 ラファエル・ナダル(スペイン)が日曜日の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒して13回目のフレンチ・オープン優勝を果たそうと果たすまいと、彼の12タイトルという記録は他の者には決して手の届かない『アンタッチャブルな記録』だと大会ディレクターのギー・フォルジェ(フランス)は考えている。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 フォルジェはジョコビッチとの決勝に先立ち、ナダルのロラン・ギャロスにおける12回の決勝進出と決勝での12回の勝利という記録は、「理解を超える」「あらゆるスポーツを対象にしてもスポーツにおける最大の成果だ」と語った。

「12回も優勝するというのは――そしてもしかすると13回になるかもしれないが――破ることが可能な記録だとは思えません」とフォルジェはコメントした。

「それはただただ、10年前に想像できた何かを遥かに超えるものなのです」(C)AP(テニスマガジン)

※写真は男子シングルス準決勝でのラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)

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