本日は予選ラウンドロビンの2日目。

明日は雨の予報のため、かなりの過密スケジュールとなりました。

●女子2戦目
Kayo Nishnuravs×
7-6(5) 0-6 7-10
Mille Skelton◯

Aoka Nagasawa×
4-6 0-6
Ellie Blackford◯

●男子3戦目
Riu Takahasi◯
6-1 6-1
Asa Stanley 6-1 6-1 ×

Soma Fukuhara◯
6-4 6-2
Ethan Barrett 6-4 6-2 ×

●女子3戦目
Kayo Nishimura◯
6-2 6-3
Emilia Julin

Aoka Nagasawa◯
6-2 2-6 10-8
Olivia Maietta×

●予選ラウンドロビンの結果
Riu Takahashi 1 勝 2 敗
Soma Fukuhara 2 勝 1 敗
Kayo Nishimura 2 勝 1 敗
Aoka Nagapawa 2 勝 1 敗

本日、日本チームの試合は消化しましたが、全試合が終了していないため、勝率の計算もまだ終了していません。そのため、選手は明日まで結果を待つしかありません。

今日はウインブルドン・センターコートの中にあるパーティールームでウェルカムパーティーも開かれました。

ここで日本チーム以外で印象に残ったことを紹介します。

昨年、非常にマナーが悪い女子選手が参加していました。セルフジャッジの判定に執拗にクレームをつけ、コートで大声で泣きわめく彼女をレフェリーやスタッフは"問題児"として警戒し、嫌っていました。私自身も日本チームの選手が対戦したこともあり、彼女のプレーは2度と見たくないと思っていました。その彼女が今年も参加しているのをトーナメント表に見かけたので…

『また今年も、彼女の見苦しいプレーと態度を見るのか』と、正直、少々ウンザリしていました。しかし…今年の彼女は、違いました。

コートではやや不機嫌になることはありましたが、フェアなジャッジは勿論、 声は上げますが、自分に気合いを入れるためのみで、大会にも相手にも、真摯なプレーを見せてくれました。技術的にも精神的な浪が少なくなったために非常に安定して向上していました。

ウインブルドン・ヘッドコーチのダンに聞けば、彼女は今ではイギリスを代表するジュニア選手に成長しているとの事です。

環境が彼女を育て、彼女がそれに応えたと素直にそう思えました。(また大会中にキレて騒ぎだすかもしれませんが…)

昨年は2度と見たくないと思ったプレーでしたが…今年は日本チームと一緒に応援したいと思いました。

テニスで勝ち負けは大切です。しかし、それ以上に大切なもののひとつは、プロ、アマ、ジュニア、シニアに関わらず、大会を支える人々や観戦する人々に気持ち良いプレーをプレゼントして、応援してもらえる人間になることではないかと思いました。

テニスを競技する選手たちが、楽器を演奏したり芝居を演じたりする人々と同じPlayerである意味をもう1度、大会中も考えるてみようと思いました。

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