トップシードのフォニーニが新型コロナ陽性でシングルス初戦を前に棄権 [サルデーニャ・オープン]

※写真はローマの大会でのファビオ・フォニーニ(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「フォルテ ビレッジ・サルデーニャ・オープン」(ATP250/イタリア・サルデーニャ島サンタ マルゲリータ ディ プーラ/10月12~18日/賞金総額27万1345ユーロ/クレーコート)の男子シングルスで第1シードだったファビオ・フォニーニ(イタリア)が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性反応示したため、大会棄権を余儀なくされた。
 
 トップシードとして1回戦を免除されていたフォニーニは、2回戦でロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する予定になっていた。また彼は火曜日に、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と組んでダブルスの試合をプレーしていた。

 イタリアテニス連盟(FIT)はフォニーニが直接接触をしたすべての人々は直ちに隔離され、新たに検査を受けたと発表した。ムゼッティはシングルス2回戦を戦う予定になっているが、今のところ試合は行われていない。

 インスタグラムの投稿を通してフォニーニは陽性の判定を認め、「今朝、COVID-19で陽性の診断を受けた。症状は非常に軽く、微熱と頭痛があり、咳が少し出ている程度だ。直ぐによくなると思う」と説明して症状も出ていることを明かしていた。

 フォニーニが抜けたため、ラッキールーザーとしてダニロ・ペトロビッチ(セルビア)が本戦に滑り込み、カルバレス バエナを6-4 6-1で破って準々決勝進出を決めた。

 この大会はパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中、今年のみ開催の大会としてATPツアーの暫定カレンダーに組み込まれた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はローマの大会でのファビオ・フォニーニ(イタリア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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