ズベレフがマナリノに競り勝ち準決勝へ、オジェ アリアシムは西岡から初勝利 [bett1HULKS選手権]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/左)とアドリアン・マナリノ(フランス)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「bett1HULKS選手権」(ATP250/ドイツ・ケルン/10月19~25日/賞金総額32万5610ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第8シードのアドリアン・マナリノ(フランス)に6-4 6-7(5) 6-4で競り勝ちベスト4に駒を進めた。

 第2セットで5-3とリードしたズベレフはそこで試合を締めくくるチャンスを逃したが、最終的に2時間40分の接戦を制して同地での2週連続タイトル獲得にまた一歩近づいた。

 ズベレフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のヤニク・シンネル(イタリア)と対戦する。シンネルは第1セットを先取したあとジル・シモン(フランス)に8ゲーム連取されて第3セットも0-2とリードされたが、劣勢を跳ね返して6-3 0-6 6-4で勝利をもぎ取った。

 そのほかの試合では、第2シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を2-6 7-6(3) 6-1で、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は過去3戦全敗だった西岡良仁(ミキハウス)を6-3 6-4で下し、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。

 シュワルツマンはダビドビッチ フォキナに2-6 2-5と追い込まれたが、そこから逆転に成功した。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中で今年のみ開催の大会としてATPツアーの暫定カレンダーに組み込まれ、市の主催で2週連続で開催される2大会目となる。前週の大会では、ズベレフが決勝でオジェ アリアシムを破って地元優勝を飾っていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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