フレンチ・オープン優勝者シフィオンテクが隔離へ、ポーランド大統領のコロナ陽性が判明

写真はフレンチ・オープンで1997年以来の10代チャンピオンに輝いた19歳のイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

フレンチ・オープンで10代チャンピオンに輝いたイガ・シフィオンテク(ポーランド)がポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領と面会したあと、隔離に入ることになった。

 大統領官邸は土曜日、ドゥダ氏が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定されたと発表した。その前日の金曜日、シフィオンテクはドゥダ大統領と会っていた。

 これを受けてシフィオンテクは自身のツイッターを更新し、何も症状は出ていないがプロトコルに従い検疫のための隔離に入ると報告した。彼女は定期的に検査を受けてはいるが、3日後にふたたび検査を受ける予定だと明かした。

 ドゥダ氏のスポークスマンによれば大統領の具合はよく、現在は隔離に入っている。彼の仕事の多くは、祝典のような類いのものだった。

 金曜日に行われた授与式で、大統領はシフィオンテクと彼女の父でトレーナーでもあるトマシュ・シフィオンテク氏に国の栄誉賞を授けた。

 式典中のドゥダ氏とシフィオンテクはマスクと手袋を着用していたものの、大統領が彼らに賞をピンで留めたときにすぐそばに立って握手をした。

 19歳のシフィオンテクは今月初頭、ロラン・ギャロスのシングルスで優勝した初のポーランド人テニスプレーヤーとなっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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