錦織が今季終了を決断「2021年に全力を注ぐ」

写真はフレンチ・オープンでの錦織圭(日清食品)(Getty Images)

男子テニス世界ランク37位(10月26日付)の錦織圭(日清食品)が水曜日に自身の公式アプリを更新し、今シーズンを終了する決断を下したと発表した。

 錦織はアプリに投稿したメッセージを通して「コートに戻ることは楽しみですが、試合をするときには100%で臨む必要があります」と説明し、「肘の手術からの復帰は簡単ではなく、予想通り多少のアップダウンがありました。今は肩の痛みに煩わされており、パリとソフィアをスキップして2021年に全力を注ぐことにしました」と報告した。

 8月17日に新型コロナウイルス(COVID-19)のウイルス検査で陽性と診断されたことを公表した錦織は、3度目の検査で陰性になったが準備不足を理由にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)をスキップする決断を下していた。

 今シーズンの錦織は9月のキッツビューエル(ATP250/クレーコート)で右肘の手術から約1年ぶりに復帰したが、フレンチ・オープン(フランス・パリ)を含むクレーコートの4大会でプレーして2勝4敗の戦績を残した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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