2017年ウインブルドン4強リバリコバがキャリアに終止符

写真は2017年ウインブルドンでのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)(Getty Images)

32歳のマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)が自身のインスタグラムを更新し、プロテニスのキャリアに終止符を打つと発表した。リバリコバは3月の時点でハンガリー・ブダペストで開催予定だったフェドカップ(現在はビリー ジーン・キング・カップに改称)・ファイナルズのあとに現役引退することを表明していたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより延期となったため予定を変更することになった。

 リバリコバはインスタグラムに投稿したメッセージの中で、「15年近くに渡る多くの浮き沈みを経て、この素晴らしいスポーツが私に与えてくれたすべてのことにとても感謝しています」と語った。

 2005年にプロ入りしたリバリコバは翌年のウインブルドン・ジュニアで準優勝し、2009年6月のバーミンガム(WTAインターナショナル/グラスコート)でWTAツアー初タイトルを獲得した。

 膝と手首の手術を受けて2016年後半から17年途中まで約7ヵ月に渡って戦線を離脱して世界ランクを一時450位以下まで落としたリバリコバは、ITF(国際テニス連盟)のツアー下部大会で復帰後の5月に岐阜(ITF8万ドル/ハードコート)と福岡(ITF6万ドル/砂入り人工芝コート)で優勝するなどしてトップ100に返り咲いた。同年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では4強入りし、グランドスラムでの自己最高成績を挙げた。

 WTAツアーではシングルス4勝とダブルス1勝を挙げ、世界ランク自己最高はシングルスが17位でダブルスは50位だった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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