マナリノとミルマンのシード勢が決勝に進出 [アスタナ・オープン]

写真はケルンの大会でのアドリアン・マナリノ(フランス)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「アスタナ・オープン」(ATP250/カザフスタン・ヌルスルタン/10月26日~11月1日/賞金総額33万7000ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝が行われ、第3シードのアドリアン・マナリノ(フランス)と第4シードのジョン・ミルマン(オーストラリア)が決勝に駒を進めた。

 マナリノが予選勝者のエミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)を7-5 6-2で下し、ミルマンはフランシス・ティアフォー(アメリカ)に3-6 6-4 6-4で競り勝った。

 昨年10月のモスクワ(ATP250/室内ハードコート)以来のATPツアー決勝となる32歳のマナリノは、同年6月のスヘルトーヘンボス(ATP250/グラスコート)に続く2度目のタイトルに王手をかけた。過去のツアー決勝での戦績は、1勝8敗となっている。

 31歳のミルマンは過去2度のツアー決勝でいずれも敗れており、3度目のチャンスで初優勝を目指している。

 決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は、2勝0敗でミルマンがリード。今シーズンは8月にウェスタン&サザン・オープン(ATP10001/ハードコート)の1回戦で対戦し、ミルマンが4-6 6-4 7-6(2)で勝っている。

 この大会はパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中、今年のみ開催の大会としてATPツアーの暫定カレンダーに組み込まれた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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