復帰途上だったリシツキが左膝前十字靭帯断裂の重傷でまたも離脱

写真はドイツ・カールスルーエで行われたエキシビション大会でのサビーネ・リシツキ(ドイツ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTAインターナショナル/オーストリア・リンツ/11月9~15日/賞金総額22万5500ドル/室内ハードコート)に出場していた元ウインブルドン準優勝者のサビーネ・リシツキ(ドイツ)は水曜日、膝に負った重症のために最新のカムバックに終止符を打った。

 ここ何年かケガに苦しみ続けているリシツキは復帰して調子を取り戻そうとしていたが、月曜日のダブルスの試合中に膝の前十字靭帯を切るアクシデントに見舞われた。

「私はすでに手術を受け、最高の医師たちによってすべてを治しました。非常に長く厳しい復帰への道のりになるでしょうけれど、私は最高の医療チームに囲まれて幸運です」とリシツキはインスタグラムに投稿した。

 リシツキはリンツの大会でシングルスにも出場していたが、予選決勝で敗れていた。彼女は8月末にWTA125Kシリーズのプラハ・オープンにおいて3試合連続で勝って2018年以降でもっともよい結果を出したばかりのところで、7月にはアメリカ・ウェストバージニア州で開催されたワールドチームテニス(WTT)でもプレーしていた。

 2012年に世界ランクでキャリア最高の12位に至ったリシツキは、2013年ウインブルドン決勝でリシツキはマリオン・バルトリ(フランス)に敗れたが準優勝を飾った。彼女の現在のランキングは、ここ2年に試合数の少なさを反映して690位だった。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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