ビクトリア州の首相がオーストラリアン・オープン開催に自信を見せる

写真は11月13日に行われた記者会見でメディアに対応するビクトリア州首相のダニエル・アンドルーズ氏(Getty Images)

非常に難しい交渉を必要としはするものの、オーストラリアのビクトリア州首相は来年1月のオーストラリアン・オープンが開催されることに自信を持っていると述べた。ビクトリア州首相のダニエル・アンドルーズ氏は月曜日、1月18日から30日にメルボルン・パークで行われる予定のシーズン最初のグランドスラム大会の開催プランに疑問を投げかけるような発言をしていた。

 テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)はここ何ヵ月に渡り、12月中旬に現地入りし始めた選手たちと彼らのチームが特別に用意された練習拠点で14日間の検疫期間を過ごすというプランをビクトリア州とオーストラリアの政府が承認することを願ってきた。

 今週初頭にテニス・オーストラリアが通常であれば国内各地行われている前哨戦をすべてメルボルンのあるビクトリア州に移して開催することを計画中と発表したとき、アンドルーズ氏は新プランがまだ実現可能と決まった訳ではないと釘を刺した。

 男子のプロテニスツアーを統括するATP(男子プロテニス協会)はその後、選手たちにメモを送って状況を説明した。

「ここ24時間のテニス・オーストラリアとの話し合いで、予定されていたプレーヤーとチームメンバーの到着期日に関していくつかの課題があると知らされた。我々は1月のプランを確認するためにテニス・オーストラリアとの協力を続け、近日中に進展があれば直ぐに最新情報を提供する」

 慎重な姿勢を見せるアンドルーズ氏は水曜日、メルボルンでオーストラリアン・オープンを開催することの難しさに関するコメントを繰り返した。

「安全に、そして適切に行わなれなければなりません。我々はテニス・オーストラリアと非常に緊密に協力しています。彼らはすべてのパートナーたちと力を合わせて取り組んでおり、我々はきっとオーストラリアン・オープンを開催できるということに自信を持っています」と彼はコメントした。

 ATPカップを含めたすべての大会をビクトリア州に移すというテニス・オーストラリアの決断は、オーストラリア国内の州境が閉じてしまうような事態が起きた際にプレーヤーがそこで立ち往生してしまう可能性を回避することを目的としている。

 アンドルーズ政権は新型コロナウイルス(COVID-19)の第二波の最前線に立ち、メルボルンは長いロックダウンから抜け出したばかりだった。彼は厳格な夜間外出禁止令とロックダウンを課したことで大いに批判されたが、この規制は結果的に効果を発揮した。

 ビクトリア州ではここ19日間、死者や新規感染者と記録していない。オーストラリア全土でウイルスのため亡くなった907人のうち、819人はビクトリア州から出ていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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