19歳ナカシマがチャレンジャー大会初優勝、10代では今季4人目 [オーランド・チャレンジャー]

写真は昨年末のハワイ・テニス・オープンでのブランドン・ナカシマ(アメリカ)(Getty Images)

ATPツアー下部大会の「オーランド・オープン」(チャレンジャー80/アメリカ・フロリダ州オーランド/11月14~22日/賞金総額5万2080ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたブランドン・ナカシマ(アメリカ)が第4シードのプラジュネシュ・グネスワラン(インド)を6-3 6-4で下して全試合ストレート勝利でチャレンジャー大会初優勝を飾った。試合時間は1時間18分。

 19歳のナカシマがチャレンジャー大会に参戦したのは今回が20回目で、3度のベスト4がこれまでの最高成績だった。今シーズンのナカシマはワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した2月のデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)で初めてATPツアー本戦デビューを果たし、2試合に勝って8強入りする活躍を見せていた。

 10代の選手がチャレンジャー大会で初の栄冠に輝いたのは、当時19歳だったトマーシュ・マチャク(チェコ)、17歳のカルロス・アルカラス(スペイン)、18歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に続いて今季4人目となる。

 今大会でのナカシマは、1回戦でロベルト・シド スベルビ(ドミニカ共和国)を6-1 6-3で、2回戦で第1シードのチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4 6-3で、準々決勝で第8シードのマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-3 7-6(8)で、準決勝ではミッチェル・クルーガー(アメリカ)を6-1 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 日本勢は守屋宏紀(北日本物産)が出場していたが、2回戦でクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)に2-6 1-6で敗れていた。

 男子ダブルス決勝は、第2シードのアンドレイ・ゴルベウ/アレクサンドル・ネドベソフ(ともにカザフスタン)がクルーガー/ジャクソン・ウィズロウ(アメリカ)を7-5 6-4で倒してタイトルを獲得した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○4ブランドン・ナカシマ(アメリカ)6-3 6-4 ●24プラジュネシュ・グネスワラン(インド)[4]

男子シングルス準決勝

○4ブランドン・ナカシマ(アメリカ)6-1 6-3 ●11ミッチェル・クルーガー(アメリカ)

○24プラジュネシュ・グネスワラン(インド)[4] 6-4 7-6(2) ●28クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)

男子シングルス準々決勝

○4ブランドン・ナカシマ(アメリカ)6-3 7-6(8) ●8マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)[8]

○11ミッチェル・クルーガー(アメリカ)6-4 6-7(5) 6-1 ●14アレクサンダー・リチャード(アメリカ)[Q]

○24プラジュネシュ・グネスワラン(インド)[4] 6-0 6-3 ●17ドミトリー・ポプコ(カザフスタン)[6]

○28クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)5-7 7-6(3) 6-3 ●32デニス・クドラ(アメリカ)[2]

男子ダブルス決勝

○16アンドレイ・ゴルベウ/アレクサンドル・ネドベソフ(カザフスタン)[2] 7-5 6-4 ●6ミッチェル・クルーガー/ジャクソン・ウィズロウ(アメリカ)

男子ダブルス準決勝

○6ミッチェル・クルーガー/ジャクソン・ウィズロウ(アメリカ)0-6 6-1 [10-8] ●1ハンス・ハッチ ベルドゥーゴ/ミゲル アンヘル・レイエス バレラ(メキシコ)[1]

○16アンドレイ・ゴルベウ/アレクサンドル・ネドベソフ(カザフスタン)[2] 6-3 7-5 ●11サディオ・ドゥンビア/ファビアン・リボウル(フランス)

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写真◎Getty Images

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